lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

築地を中心に食べ歩いています。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「高はし」で新さんま塩焼。

8月25日(金)、さて、夏も終盤。
 
秋刀魚の季節です。
 
メニューを見ると…
 
はい、右下にありました「新さんま塩焼」。
 
美味しい秋みつけた。
 
「いい時期のいい秋刀魚はいい値段がつく分"氷"をたっぷり入れてくれてくれる気がするんだよね」
と3代目。
氷の量で届いたときの状態に差が出るのだとか。
 
発泡スチロールのケースも見せていただきましたが、見たこともないほどしっかりした頑丈なものでした。
 
新さんま塩焼(2000円)。
 
「小さい・脂ない・コゲます」とメニューに断りが入っていましたが、サイズはまあまあ。
確かに脂はないので、コゲに関しては控えめのよう。
 
3代目曰く「こんなに脂ないの焼いたことないからどうなるか分からなかった」そうで「コゲます」は念のために書いたのだとか。
 
背中側に小刻みに包丁を入れるスタイルは例年通り。
 
"刀"の字を戴いた名前に恥じない刀身から切っ先へ伸びのあるフォルム。
 
不調とはいえ、季節の訪れを感じさせるには申し分のない迫力です。
 
焼いている間に厨房から漂ってくる香りも、"脂の重さ"がないもの。
 
音がバチバチ、鼻から肺に入って全身を駆け巡りながら食欲をかき立てるようないつもの香りとは違いますが、これはこれで素直に幸せな気持ちになれる香ばしさです。
 
脂が乗っていると、肝を分厚いゼラチン質の脂の層が包み込んでいて、強めに焼いても脂の中で蒸された肝がパンパンに膨らんだ状態でいただけるのですが、
 
今回は、脂は早々にとけ切ってしまって、肝も崩れてしまったような状態かと。
肝の味わいはこの辺り全体に広がっていました。
 
とにもかくにも、出始めの秋刀魚をいただくことができて幸運でした。
 
毎年この時期は「最初はこんなものだな」から始まるものですが、今年は本当に心配な状況のよう。
「今年は」というより「今後は」と言った方が正確なのかもしれませんね。
 
「私がオバさんになっても 本当に変わらない? とても心配だわ あなたが 若い子が好きだから」という歌がありましたが、そんな気持ちです。
みんながサンマが好きだから。

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