ピスタチオ好きのみなさん!
ピスタチオの収穫期がやってまいりましたよ!
ということでございまして、夏の間にピスタチオジェラートをまとめた記事を書こうと思っていたのに、気付いたら夏が終わっていたので無理矢理こじつけでこの時期に書くことにしたのはヒミツです。
ピスタチオの収穫というとチェックしていただきたいのが、その年が「偶数年」か「奇数年」か。
ピスタチオの最高級産地として名高いのは「シチリア・ブロンテ産」。
そのブロンテ村では、奇数年しかピスタチオを出荷しないことで有名なのです。
偶数年は成長しきる前の、実が小さな段階で収穫することで、ピスタチオ全体の品質を維持しているのだとか。
と聞くと、奇数年の収穫期を迎えるこれから。
新物のピスタチオを使ったジェラートが登場したら食べたくなりそうな気がしてきたのではないでしょうか?
【シンチェリータ】@阿佐ヶ谷
ピスタチオは自家焙煎で浅めに火を入れ、手作業で薄皮を剥くという手の込みよう。
そこまでしながらあえて別のペーストを加えているというのもまたひとつの強いこだわりの表れ。
お店の特徴であるハチミツの甘みと大豆を思わせる香ばしさ、やさしい味わいです。
ピスタチオは+120円。
【アクオリーナ】@祐天寺
自家焙煎で、フルーツのようなピスタチオの香りを活かしてあるとのこと。
個人的には香ばしさと素朴さが印象に残りました。
【ポストフェリーチェ】@都立大学
「世界一濃厚」を謳うピスタチオのジェラートを販売。
平日よりも土日の方がより濃厚なものを提供、通販だとさらに濃厚なものがあるそうです。
思ったよりは味わいが平坦で、ピスタチオの表現力には物足りなさを感じましたが、それでも濃厚さを前面に出していることは確かに伝わってきました。
フレーバーの数によって価格は変わりますが、ピスタチオは追加料金あり。
【マンマミア】@上野
ちょっとパンチに欠けますが、ナッツ特有のコクのある油脂感を感じます。
産地のアピールはありませんでしたが、素材にこだわるイタリア人シェフのお店なだけにどういうものをお使いなのか気になりました。
【リッコ・ジェラート】@門前仲町
八丈島に本店のあるお店で、国産を中心に素材にこだわったお店ですがピスタチオはもちろんシチリア産。
こちらも火入れは浅そうで、ちょっとしたフルーティーな酸味も感じられます。
少し香りに強さが物足りないのですけど、ごろごろっとローストしたピスタチオが混じっていて味わいを補てん。
湿気てしまっていたりするのはまだ改良の余地はありそうですが、面白いチャレンジだと思いました。
以上、都内で食べられるピスタチオのジェラート。
キンキンに冷やして保管する必要のある真夏よりもむしろ涼しくなってからの方がコンディションのいいジェラートが提供される気もします。
ぜひご訪問の参考にしていただけたら幸いでございます。