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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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池尻大橋の「ラトリエ・モトゾー」でモンテビアンコ、モンテビアンコ・ジャッポネーゼ、カフェ・ルンゴ。

続いて日本ではちょっと珍しい「イタリア菓子」の専門店へ。
 
以前パーラー江古田さんでイタリアの伝統菓子"カンノーリ"をいただいた際に、他にいただけるお店を探していてみつけたのですよね。
ラトリエ・モトゾー。
惜しまれながら閉店した表参道のイタリアンの名店「ソル・レヴァンテ」のシェフだった方が2016年にオープンさせた比較的新しいお店。
伝統的なイタリア菓子の他、1度見たら忘れない独特のフォルムのモンテビアンコ(イタリアのモンブラン)や芸術的なパフェなど、ファン歓喜間違いなしのメニューがラインナップされています。
 
開店と同時に入って、注文、会計を済ませた後イートインへ。
 
平日の午前中とあって、最後まで僕の貸し切り状態でした。
 
というわけでモンテビアンコを2種類。
通年で1種類は用意されていますが、秋だけのもう1種類が出てくるのを待っていたのですよ!
 
ドリンクは1オーダー必須でした。
 
左が通年販売のモンテビアンコ(540円)、右が季節限定のモンテビアンコ・ジャッポネーゼ(750円)。
 
どちらもソル・レヴァンテさん時代と変わらない、シャンティを外側に纏わせた独特のフォルムですね。
名前が意味するところである「白い山」を、一般的な形よりもむしろ前面に打ち出してあるとさえ言えるかも。
 
モンテビアンコ・ジャッポネーゼはその名の通り和栗を使用。
産地は愛媛県の四万十栗と書いてありました。
 
マロンペーストは和菓子の「きんとん」を思わせるペーストの細さ。
 
シャンティは多分無糖で、外側に粉糖をあしらってあります。
コクがあってとても美味しいです。
 
ただ分量的なバランスもあって、マロンペーストの存在感を食ってしまっているようにも感じました。
 
甘さに絞っていうなら、全体的に味を押さえつつベースに甘さの強く出るメレンゲを使っているので、バランスのいい構成だったと思います。
 
ただメレンゲも甘さが強いので、栗は結構押されますね。
 
こちらはレギュラーのモンテビアンコ。
小豆とかココアとかに近いマロンペーストはイタリア産の栗使用。
 
構成はジャッポネーゼと同じです。
 
ジャッポネーゼは栗自体の甘さを活かしていた一方、こちらは結構甘さを加えてあるのだと思います。
 
お酒はラム酒かな。
シナモンとかココアみたいな香りが強めの甘みとよく合って整った味わいでした。
 
ドリンクはカフェルンゴ(400円)。
ルンゴは英語で言うと"ロング"、お湯で薄めたエスプレッソなので軽くいただけます。
 
エスプレッソだと量が足りないと思ったのでこちらにしましたが、甘さがしっかりしたお菓子にほどよく合ってバランスよくいただけました。
 
ソル・レヴァンテの頃と変わらず、コクのあるシャンティがとても美味しかったです。
外側に出している分、劣化も早そうなものですが全く気になりませんでした。
ショーケースの中にたくさん用意してあったので注文したらすぐ出てくるかと思いきや、提供までかなりの時間待ったので注文を受けてから作って…いたわけではないと思いますけど、まさか。
 
とにかく無事に狙っていたお菓子をいただけてよかったです。
また伺う機会があれば、別のイタリア伝統菓子やパフェをいただきたいと思います。

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