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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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【フルーツサンド】東京で人気の5店を食べ比べ。

フルーツサンドの話です。
 

先日2回の週末に分けて都内で人気のフルーツサンドを5軒巡ってみたので、感想を整理します。
各店の詳細は個別記事で上げたので、この記事ではフルーツ、パン、クリームの要素ごとに短評で感想を書こうと思います。

フルータス@門前仲町

 
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フルーツ:案外普通。悪いものは使っていないが特別魅力は感じるものもない。
パン:安っぽいものの、良い意味で主張がなく邪魔していない。
クリーム:立ててから時間が経っていそうで風味、食感は落ちている。
 
【総評】:お店のイメージからすると上質ではなく肩透かし。でも普通のフルーツサンドを真っ当に作っていて、「フルーツサンドを食べたい」という気分のときに食べたいのはこれかも。

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ペリカンカフェ@蔵前

 
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フルーツ:ブドウが大粒で丸々入っていたのは驚いた。質は普通だが季節ごとのフルーツで楽しませようという気概は感じる。
パン:絶望的にフルーツに風味が合わず、分厚いので主張が強い。
クリーム:フロマージュブランを加えてあってリッチ。
 
【総評】:フルーツ、クリームはこだわりを感じたが、パンが絶望的。そこに尽きる。

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フルーツパーラー・ゴトー@浅草

 
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フルーツ:季節のフルーツが少し入っている。薄いカットが独特で、実際結構合っていて面白い。
パン:ペリカンのパンなので…。薄い分ややマシ。
クリーム:量が少ない。
 
【総評】:フルーツがスライスでクリーム少なめと独特なスタイル。ちゃんと考えて構成されているのを感じる。パンが

フルーツパーラー・フクナガ@四谷三丁目

 
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フルーツ:季節のフルーツ含め、モリモリに盛り込んである。パパイヤが特徴的。
パン:ムチッとしてシャクッと、歯ごたえのある独特の質感。香りも少し感じた。
クリーム:風味は弱い。
 
【総評】:フルーツの比率が高いバランス、パンが特徴的。それぞれの質の高さではなく、バランスでまとめてある印象。パパイヤが面白い。

セントル・ザ・ベーカリー@銀座

 
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フルーツ:質はしっかりしたもの。ラズベリーが面白い。
パン:甘め、バターリッチなパンがフルーツサンドにはとてもよく合っている。分厚すぎるように見えるけど軽くて気にならない。
クリーム:マスカルポーネ入りで濃厚な味わい。カスタードは邪魔かと思いきや控えめな主張で悪くはない。
 
【総評】:価格設定が高めなこともあって作り込んである。率直に言って、良い。

まとめ

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「フルーツに質は求めない」


5軒巡ってみて分かったのは、フルーツサンドにおいてフルーツの質は求められない、ということ。
クリームやパンに埋もれてフルーツの繊細な香りはどうせ生きない。
甘みの強いパインとバナナ、酸味のあるキウイとイチゴ、それくらいの印象。
大事なことは3度言うと言いますし(?)、フルーツ"サンド"はフルーツが大事だと思っていたのでこれは意外でした。
 
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「パンが重要」


反対に重要だと感じたのは、パン。
これは、合うか合わないかの幅がとても広いため。
合わないパンを使うと台無しになります。
 
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「クリームは気にならない」


クリームは、質が良いに越したことはありませんが、あまり質が低すぎない限りは気にならないと思います。
意外だったのは、クリームが少ない方がバランスがとれる場合もあったこと。
フルーツのところでも書いた通り、結局クリームとパンはフルーツの良さを飲み込んでしまう点でジレンマを抱えているのかもしれません。

以上、今回回った5軒の「個人的な」感想でした。フルーツサンドが食べたくなったときにでもまたご参考にご覧ください。

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