lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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若林の「パリの空の下」で前沢牛カルビの生ハムサンド、フォンデュブルギニヨン、八戸前沖海域天然ブリのサンド、栗のクレープ、タルト・ポアール・フレーシュ、タルト・ノルマンド、ブリオッシュ・サンジェニ他。

朝の築地からスタートした1日でしたが、夜は若林に寄り道してパリの空の下さんへ。
 
雨でも変わらぬ行列の最後尾に並んで待ちます。
 
この日もパンドミはギリギリで届きませんでしたが、他は色々購入することができました。
 
前沢牛生ハム(1200円)。
カルビだったかな?たっぷり脂の入った部位ですね。
 
脂と身、それぞれの旨みが互いに浸透しています。
 
口に入れると脂が舌の温度に反応して融け始めるのが分かる感じ。
 
しなやかな食感と雄々しい味わい、パンオレ生地のリッチな風味ともよく合います。
 
フォンデュブルギニヨン(950円)。
火入れ抜群の赤身はサクッと歯切れよく、切れ味よい旨み。
 
さらにソースは黒トリュフ風味。
「風味」というか歯応えを感じるほどの量で、陶然としていただきました。
 
いいトリュフは「香りが良い」と感じるというよりストレートに「酔う」感じがしますねえ。
 
八戸前沖海域天然ブリ 青森県産しじみのソース(750円)。
寒くなってくると魚系が充実してくるのかな?
 
シェフのブログで拝見すると、脂が強くなりすぎないこのくらいの時期のブリが却って適度なのだとか。
 
ブリの青魚らしい部分の香りが強調された仕上がり。
ソースは少し辛みを付けてあったと思います。
 
個人的にはこちらのお店のチャバタとマヨ系のソースの組み合わせが最もハマるのですよねえ。
こちらも素晴らしい1品でした。
 
栗のクレープ(1000円)。
何でも、生地にも中のクリームにも最高峰アルデッシュ産のフランス栗を使用しているそう。
 
ホクホクとかデンプン系のぬるい甘みとは違う、旨みとどこかツンとするシャープさも孕んだ香り。
 
きめ細かくコシのある生地がはち切れんばかりに、中にたーっぷりクリームが詰まっています。
 
常連さん方が1つ1000円のクレープを大量買いして行かれる理由のよく分かる極上の1品でした。
 
秋田県産パートレットのタルト・ポアール・フレーシュ(750円)。
 
タルト・ポアールは定番品ですが、こちらはフレーシュ。
フレッシュな洋梨を使われたようです。
 
 
洋なしはシュワッと口どけのいい食感。
少し舌先を酸味がかすめて、スンと深い甘みに落ち着きます。
 
パートレットって赤い洋梨のイメージでしたが、今回調べてみたらそれが全てではないようですね。
こちらはどうだったのかな?
 
洋梨とアーモンドの組み合わせは鉄板。
いつもより洋梨の味が自然な感じというか、野趣を残している印象で、尖った部分を感じさせつつやっぱりアーモンドと相性がいいことを感じるコンビネーションでした。
 
タルト・ノルマンド(700円)。
焼き込みタルトのフルーツとしては他に類のないほど立体感、そして存在感のあるりんご使い。
 
アパレイユはクリーム・パティシエールなのかな?
とろりと滑らかでミルキー、さらにバニラの香るもの。
 
 
 
ミルキーな中にあってりんごの酸味は際立ちますね。
個人的には想像よりりんごの甘みが強くて意外な味わいのバランスでした。
 
ジャキッとろーっという食感のメリハリもポイントでしょうか。
 
 
 
ブリオッシュ・サンジェニ(700円)。
自家製だというロゼ色のプラリネを巻き込んだブリオッシュ。
 
黄色みを強く帯びた生地に映える色合いですね。
 
 
アーモンド自体の味がとても濃くて、ポリッと噛み砕くとインパクト強く香りを放っていました。
 
花のような、オレンジのような甘い香りが印象的だったのですけど、あれはどういう風に使われていた香りなのかな。
 
 
 
クロワッサン(400円)、クイニーアマン(350円)。
 
クイニーアマンは2つ購入。
最近はしっかり予熱したオーブンで温め直していただくのにハマっていて、少し食感は緩くなってしまいますがバターと小麦粉の香りがやっぱり凄まじいレベルに戻ってくれます。
そのままいただくのもそれはそれで魅力がたっぷりなので悩ましいのですけどね。
 
 
ヴィエノワ・ナチュール(250円)。
こちらも、カットして温めると断面がサクッとしてそれもいいのですよね。
悩ましや悩ましや。
 
というわけで、振り返ってみるとかなり豪勢に満喫できていました。
これだけ購入してもすぐなくなってしまうので、またすぐに伺いたいと思います。

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