lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

【広告】

荻窪の「ねいろ屋」でピオーネ、グラニースミスとスパイシーミルク。

久々にねいろ屋さんにもお邪魔していくことに。
 
この日の時点では平日は15時から、土日は16時から「かき氷のみ」の注文ができるようでした。
営業時間の変更もあるので訪問の際はTwitterやFacebookで公式情報をご確認いただけると確実かと思います。
 
というわけで少し時間を潰してお店へ。
 
特にお目当ては決めずに伺ったので、
「気になったのがあれば2つ、ピンとこなければ1つでもいいかな」
くらいの気持ちでしたが、ハッと気が付いたときには2つお願いしていましたよね。
 
「かき氷は混ぜず(中に空気を含ませながら作っています)上から下へ召し上がってください。」
この記述は初めて見た気がします。
 
ソフトにすくっていただきます。
 
ピオーネ(1000円)。
 
想像したより淡い色。
ポリフェノールの黒みを感じさせない色味ですね。
 
角度を変えるとちょっと陰のある色かも?
 
甘みは添加していないと思いますが、甘さが抑えられている分、渋みと酸味、そして少し苦みが前に出て感じられます。
 
多分ですけど、空気をたくさん含んでいる分、口の中に空気もたっぷり入るのでピオーネの香りがより広がっているような気がします。
 
最初に香り、続いて酸味、そして渋みと苦み。
 
ねいろ屋さんのメニューの中では、ひと口でグッと掴まれる"魅力の強さ"はあまりないと思ったのですが、サラッと食べられてしまうだけにいくらでも食べられてしまいそう。
 
そして実は渋みや香りが印象的に脳裏焼き付いて、霜焼けのように焼き付いていてときどき禁断症状のように蘇ってきて食べたくなってしまっている今日この頃です。
 
グラニースミスとスパイシーミルク(1000円)。
スパイシーミルクの氷と、火入れして独特の食感になった青リンゴ・グラニースミスはトップだけでなく中にもゴロゴロ。
 
グラニースミスはとろみも出つつ、皮を中心に硬派なジャキッとした食感も。
 
「すっぱい」というのとは違いますが、青リンゴ特有の酸味がさわやかです。
 
スパイシーミルクは、イメージはチャイ。
メニューには「数種類のスパイス」と説明がありましたが、クローブ、シナモンくらいしか分かりませんでした。
抜けるような香りでカルダモンも感じたかもしれません。
 
大抵この手のメニューは「チャイ」という名前で甘さを強めに設定して、"甘~い中から香りが立ち上がる"というイメージですが、こちらは香りの立ち上がる根元にあるスパイス自体の苦み・エグみ・甘み・酸味も印象的に感じ取れるようなスパイス使いだったように思います。
 
ねいろ屋さんの果物以外のメニューでは今までで1番ハマりました。
グラニースミスともとても合っていて、家でも焼き林檎をやってみようという気持ちになりました。
考えてみるとシナモンを効かせた焼き林檎のイメージかな。
 
"果物を果物より美味しく食べられる"数少ないお店のひとつだと思います。
正直に申し上げると2杯食べ切るのは若干不安もあったのですが、ペースを落とすことなく食べ切ることができました。
 
またお邪魔します。

【広告】