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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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銀座の「俺のBakery&Cafe」で俺の生食パン~香~。

2017年に話題になっていたパンを買いに銀座へ。
 
年末のグルメ総括のような特集で見かけることが多かったのですよね。
 
俺のBakery&Cafe。
2016年に恵比寿にオープンした「俺の~」シリーズのパン業態。
2017年10月に松屋銀座裏に2号店が開業しました。
 
お店の外まで行列がはみ出ていましたが、店内の行列を1列にしたり2列にしたり、長さをコントロールしていたような?
行列は伸びていましたが、回転は速くて5分くらいで購入できました。
 
俺の生食パン~香~(1000円)。
 
最近生食パンが2種類になったそうですが、「香」は従来通りのもの。
"キタノカオリ"という小麦粉を使っています。
 
ちなみにもうひとつの「夢」(900円)は"ユメチカラ"を使用。
 
あからさまにかなり水分量が多くて、ずっしり重量感があります。
 
材料としての水分はすべて高級ミルクである中洞牧場の牛乳の脱脂乳なのだとか。
牛乳の販売があったり、宣伝の仕方を見ても「中洞牧場」さん推しを感じました。
 
他のお客さんが説明を受けているのが聞こえたのですが、キタノカオリは「1番いい小麦粉」だそうで「本当に最後まで小麦の香りが続きます」とのこと。
 
「生食パン」というネーミングは、生で食べるのがおすすめの食パン、くらいの意味だそうです。
 
まず食感にとてもインパクトがあります。
もっちんもっちんとしっかり歯を受け止めて跳ね返す弾力で、最後は歯切れのよいコシがあります。
普通の食パンをちくわとすると、こちらはちくわぶみたいな感じ。
 
味は結構甘めで、小麦粉の香りはほとんど感じられずミルクとバターの方が前面にきています。
 
パンの紹介では小麦粉の特徴として「ミルクのような甘み」と書いてありましたが、まるでリッチな小麦の香りが出ているかのようにミスリードしていらっしゃるような気がしました。
さらに言えば、確かに強く感じたミルクのコクの強い甘みは乳脂っぽい気がしたので"脱脂乳"ではなくバターの香りなのかな。
バターは中洞牧場のものなのかどうかは分かりませんでした。
 
店内のオペレーションといい、パンの造りといい、さすが「俺の~」シリーズといった印象。
高級食材のようなものを上手に使い、よく計算されたオペレーションと宣伝文句でパン好きだけでなくたまたま通りかかったマダムたちの心までガシッと掴んでいらっしゃいました。
 
甘さがメインで小麦の香りに乏しい気がして個人的な好みとは違いましたが、確かに流行りそうなパンだなあと思いました。
 
ちなみに1本1000円からしか購入できないので「ちょっと多すぎる」「1000円は高い」という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方におすすめする似たタイプの食パンは、「リチュエル(RITUEL)」さんの生食パン(以前はパンドミという名前だったものかも)。
俺の~ほど食感にメリハリはありませんが、別にどちらが上ということもなくそれぞれの個性の差という感じで楽しめると思います。
 
以上です。

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