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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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駒込の「KABOちゃん」で八戸完熟いちご、すいか。

5月17日(木)、この日は面白いメニューがあると聞いて駒込のラーメン店「KABOちゃん」さんへ。
 
「品切れが早いかも」と聞いていたので少しだけ気合いを入れて少しだけ早めに行ったら、1番乗りになってしまいました。
 
時間になって入店。
 
数人分の注文を聞いてから、
「ラーメンから準備します」
とのことで、僕はかき氷待ちに。
 
八戸完熟いちごみるく。
お目当ては、これ。
 
農協と直接やり取りして、樹上で完熟させたものを取り寄せたそう。
 
苺って出荷前に完熟させてしまうと、実がやわらかくなって輸送の途中に潰れて傷んでしまうのですよね。
 
とはいえ完熟いちごは香りも甘さも段違い。
 
まず印象的なのは、酸味がないこと。
 
穏やかで優しい甘み、花のような香り。
 
果実のまま食べるよりも、香りが開放されてより感じやすくなっているのではないかと思います。
舌を覆うようにして味を感じられるので、印象も濃密に。
 
あえて言うなら"カシュッ"と歯切れる食感だけは失われていますが、とろみのあるソースはこれはこれで魅力的な食感と言えそうです。
 
底の方にもソースがたっぷり。
 
力強さという面ではやや物足りなくもありましたが、香りの美しい苺でした。
来た甲斐あったな。
 
すいか。
この日は八戸いちごだけにしようかとも思ったのですけど、やっぱりついついもう1品。
 
すいかは熊本産とのこと。
 
1度すいかを注文してから、やっぱり気が変わって他のメニューに変更しようとしましたが、ご主人が「今日のすいか、いいですよ」とおっしゃったのでそのまますいかをいただくことに。
 
ブレブレですが、仕入れにこだわるご主人の言葉なら最優先します。
 
トップにはざっくりすいかが2切れ。
 
タイミングに迷いつつ、前半に1切れ、後半にもう1切れいただきました。
 
瓜らしい香り、果実みの残った食感。
 
みずみずしくて爽やかなのですけど、旨みやコクも感じて、甘いだけではない濃さがあります。
 
果実みも残っています。
 
「塩かけますか?」とお声かけいただいたのですけど、そのままで美味しかったので遠慮してしまいました。
味に変化を付けたい方は、試してみる価値はありそうです。
 
お目当てだった苺はもちろん、貫録の出来ばえだったのですけど。
 
すいかもかなり印象深かったです。
 
果物を果物より美味しく食べられる、数少ない貴重なお店だと改めて感じました。
 
お店を出たすぐ後にTwitterで「メニューにいちじく追加」と発表されていて、忸怩たる思いで帰りの電車に揺られました。
 
また季節のスピードに負けないように、早めにお邪魔できればと思います。
ごちそう様でした。

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