lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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代々木上原の「9STORIES(ナインストーリーズ)」でアメリカンチェリーのミルフィーユ、カフェラテ。

代々木上原方面で用事を済ませた後、どこかで甘いものでも…ということで、このエリアで気になっていたお店へ。
 
9STORIES(ナインストーリーズ)。
オープンは2014年ですが、17年にフロリレージュ出身の方がシェフに就任してから方向性¥の変わった料理の美しさも相俟って、人気が急上昇したようなのですよね。
 
この日はカフェタイムに訪問。
 
色々ありましたが、とりあえずカフェラテを飲みながら待ちます。
 
店内は1面がガラス張りになっていて、明るく解放的。
 
空調は涼やかで、どこかのリゾート地のような気持ちで過ごせます。
 
甘いものですが、ナイフは"ガチのやつ"。
 
しかしこれが重要なポイントなのですよね…。
 
アメリカンチェリーのミルフィーユ(1200円)。
新しく就任したシェフが考案してSNSで一世を風靡した1皿。
 
先ほどの件もありますし、サクサクッと写真を撮って食べ始めましょうミルフィーユだけに。
 
下からフィユタージュ、クレームパティシエール、チェリーのコンフィチュール、フィユタージュ、クレームパティシエール、アメリカンチェリーという構成。
 
見た目で目に付くのは、フィユタージュの焼きの深さと、クレームパティシエールのバニラビーンズ。
 
チェリーは下半分をカットして種を取り除いてあります。
気軽にパクパク食べられるのがいいですね。
 
フレッシュのチェリーはクレームに負け気味、逆にコンフィチュールはクレームを食い気味な感じ。
 
見た目には焼きすぎに見えたフィユタージュの生地ですが、香りは浅い火入れっぽくて不思議だったのですけど、食べたらやっぱり若い味がしました。
というわけで香りはかなり弱め。
 
クレームの甘み以外は印象が薄めで、全体のイメージとしては単調。
フレッシュのチェリーが目立つ分、コンフィチュールの存在感が薄まっている気がしたので、むしろチェリーはコンフィチュールだけにした方がバランスは取れそうでした。
 
食べているとドンドン沈んでいってしまって、暑い時期は"上に乗せる系"のミルフィーユは苦労されるのだろうなあと思いました。
 
ミルフィーユは正直、味より見た目優先な印象でした。
お店自体は、接客も調理も丁寧さが感じられたので、またお料理をいただきに伺いたいと思います。
ごちそう様でした!

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