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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「小田保」でキンメダイバター、カキフライ、カキバター、オムレツ。

10月6日(土)、ついに築地最終営業日。
 
僕がやじ満さんが9月29日、米花さんが10月2日、寿司大さん、八千代さんが5日に営業を終えられるなど、この日は営業しているお店自体が限られていました。
 
最後まで営業していた小田保さん、高はしさんなどはお客さんが集中して朝イチから凄まじい行列になっていました。
 
5時半頃の時点で、小田保さんが60人超、高はしさんが30人超の行列。
 
悩ましいところでしたが、前日高はしさんには伺ったのでこの日は小田保さんに挑戦することにしました。
 
結局4時間待ちで席に座れました。
この日は知り合いのみなさんは場内の食事は諦めていらっしゃる方が多くて、小田保さんの列だけ冷やかしにきた方を片っ端から呼び止めてたくさんの方とおしゃべりする機会に恵まれました。
 
というわけであっという間でした。
 
B定食は数日前から終了していたそう。
 
僕が初めて築地で朝ごはんをいただいたのは、小田保さんのB定食だったのでちょっと狙っていたのですけど。
残念。
 
とはいえ、最終日のこの時間になっても、ホワイトボードがいつにも増して充実。
 
小田保さんは場外の商業施設「築地魚河岸」に2号店を持っていらっしゃいますから、食材の融通は効くのかもしれませんね。
ただし、そうなってくるとB定食が終了したのは謎かも…。
 
キンメダイバター、カキフライ、カキバター。
この日「キンメダイがある」という情報は得ていましたが、遅い時間まで残っているのは思っていなかったので、嬉しい誤算。
 
毎年10月解禁とされてきた牡蠣も、無事に登場していたのでフライとバター焼きをひとつずつ添えていただきました。
 
皮目はバリバリで、身の旨みは甲殻類のようで隆々としたもの。
 
よく脂も乗っていらっしゃいました。
 
出始めからなかなかのサイズ感。
 
小田保さんでは仲卸に「とにかく1番大きい牡蠣を持ってきて」とお願いしているそうです。
 
牡蠣のある時期は、他のものを注文するときもトッピングでフライやバター焼きを付けたりしてきたので、小田保さんでも特に食べたメニューかもしれません。
 
小田保さんの大きな牡蠣は、バター焼きで特にその大きさの利を発揮。
 
とろけて、濃厚な香りが鼻から抜けます。
 
タルタルに、
 
ポテサラも。
 
次は豊洲ですね。
 
せっかくなのでもう1品、オムレツ。
小田保さんでは、帆立を入れたものも名物ですが、今回はチャーシューの入ったものでお願いしました。
 
パンパンに膨らんだオムレツに、真っ赤なケチャップ。
 
童心に返ってワクワクするようなビジュアルです。
 
中はトロトロ卵と、刻んだチャーシュー。
 
うっすらと見えていますね。
 
安定の仕上がり。
 
帆立ができるなら…と、以前「牡蠣オムレツ」もお願いできないか伺って断られたことがあるのですが、牡蠣のエキスがにじみ出たオムレツ…って間違いなく美味しいと思うのですよね。
 
というわけで、
 
むりやりに牡蠣エキスを注入。
 
カキバターは、バターソースに牡蠣のエキスが浸み渡っているので、そのバターをオムレツの中に入れ込むイメージです。
 
これがなかなかに上手く行くのですよね。
大変美味しかったです。
 
小田保さんは牡蠣で目立つことが多いのですが、通っていると楽しさの本質は、豊富で「その日限定」も多いメニュー、トッピングなどを駆使して軽めに複数のお料理を味わえる柔軟さ、そしてシンプルに1品1品のお料理のワクワク感だと思うのですよね。
 
豊洲でも大いに楽しませていただければと思います。
大変お世話になりました。
 
ごちそう様でした!

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