lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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豊洲の「寿司大」でお好み2。

11月2日(金)、月が変わったので寿司大さんへ。
 
築地時代は開店前の早朝に並ぶとまだ辺りは真っ暗だったのですけど、豊洲は屋内に入ったので明るくて互いの顔がよく見えるからか、河岸の方々が話しかけてくださって「やっぱり市場はいいなあ」と思いながらいい気持ちで開店時間を迎えます。
 
「どこでも好きな席でいいよ!」とおっしゃっていただきましたが、奥から詰めて座りました。
 
真っ黒な付け台に、ネタケースのLEDが反射してしまうのは前回の記事で書いた通りですが、この席だとネタケースの途切れるところそれも途切れるのが分かりやすいですね。
まずはツマミからスタート。
 
まずはカツオ。
生姜醤油もいただきます。
 
脂、酸味がしっかりあって、カツオらしくていいです。
 
脂の乗ったところが、サクッと歯切れのよい食感でした。
 
アラ汁。
 
ゲソ味噌焼き。
 
イカは白イカ。
前回常連さんが召し上がっていてうらやましいなあと思っていたのですよね。
 
締まりすぎず、もっちんと弾力。
ぷちぷち吸盤が舌にざらり。
 
味噌の香りがとてもよかったです。
憧れを裏切らない逸品でした。
 
玉子焼き。
中心部がほんのりとろり。
 
「豊洲に来てからの変化」というよりは、1回1回の誤差の範囲だと思います。
 
さより。
このお魚はお腹の中が真っ黒で、それを取り去らないと苦みが出ますが、キレイさっぱり取り去ってもやはり全体に苦みの風合いをまとっているように思われます。
 
煮干しとかに近いのかな。
 
引いた皮目は、巻いて焼いて出してくださいます。
ほどよく身が残っていて、はっきりと魚の塩焼きをいただいている感覚に。
 
一連の流れをご覧になっていた、お隣の海外のお客さんが「自分もそれ」と追加していらっしゃいました。
 
さわら。
背と腹でまったく別の食感になりますが、個人的には背側が好みでいつも指定して注文しています。
 
「65くんももう若くないから、これくらいの脂がちょうどいいよね!」
とからかわれましたが、これがどうしてなかなか冗談抜きに歳は取りましたからねえ。
通い始めた頃は大学卒業直後の23歳とかでしたが、もう30手前。
あながち冗談じゃないっす!とだけ答えて、口に入れたさわらの脂のちょうどいいこと。
 
三陸のさば。
脂がないわけではないものの、こざっぱりとした香り。
 
厚みのある皮目にも存在感。
 
ぶり。
とにもかくにも笑ってしまうほどの大きなネタ。
 
刺身というより、切り身に近いサイズ感です。
もちろん濃厚な脂。
 
うに。
海苔を食べたくなってしまって、普段あまり頼まないのですけど〆をうにに。
 
はっきりした甘み。
 
というわけで今月も大満喫でした。
お店の方「まだ慣れていない」とおっしゃっていましたが、前回の初回訪問に比べたら比べ物にならないほど形が出来上がっていました。
 
次回は豊洲のそわそわを忘れて、冬の幸に集中していただいていきたいと思います。
ごちそう様でした!

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