4月5日(金)、この日も米花さんで朝ごはんを。
米花さんは鰻屋さんですが、築地時代に人気を博した海鮮丼の復活を願う声も聞かれる今日この頃。
そう簡単にいくものでもないようで当面その予定はなさそうですが、代わるものともいえそうなメニューが近頃出ていると伺って気になっておりました。
幸運にも大当たりしたこの日のメニューは…、
おお!海鮮…、海鮮…?丼?
丼が見慣れた懐かしいものなこともあって見間違えそうですが、往年の海鮮丼とは多少なりとも違っていそうです。
海鮮レバー丼。
明太子、いくら、鶏レバー、ホタルイカ。
「多少なりとも」というか、よくよく見ると結構築地時代の海鮮丼とは違っていますね。
しかし変わらないのはその魅力。
ホタルイカに目を奪われてうっかりしていましたが、明太子、いくら、鶏レバーってなんと言いますか、プリンプリンしていますね。
背徳感ですよ。
久しぶりにいただく米花さんの鶏レバー。
ボリューミーでとろりねっとり、旨みにも粘りを感じる濃密な風味。
想像したより穏やかな味わいで、丼の中で一体感があるのが不思議でした。
築地時代の海鮮丼とは別物ですが、米花さんらしさの詰まった1品でした。
肉じゃが。
米花さんらしさといったらこちらも、とても米花さんらしい1皿です。
澄んだやさしい煮汁に、しっかり火が入ってデロデロになった甘~い玉ねぎ。
そしてなんといってもこのじゃが。
丸々一個、フルサイズフルボリュームのじゃがをどーんと入れてくるところ。
皮の風味も入ると、ちょっと春っぽさを感じますね。
というわけで、従来の米花さんを感じることのできる新たなメニュー、という感じでした。
とても楽しく、美味しかったです!ごちそう様でした!