ホテルに荷物を置いたら、早速食べ歩きに観光に出発します。
お店は国立博物館の敷地内にあるということで、ちょっと迷いながら館内の方に聞きつつ到着。
ジャニス・ウォン。
毎年発表される「アジアベストレストラン」において、2013年、2014年の2年連続でベストペストリーシェフに輝いたパティシエールのお店。
ちなみに次の2015年にはイデミスギノの杉野英実シェフが選ばれています。
2015年にオープンした新宿のNEWOMANにも支店がありますね。
お昼時という時間が絶妙だったのか、先客はなし。
おかげでお店の方にじっくりメニューを説明していただいたり、質問しながら注文を決めることができました。
最高気温30℃超は平常運転のシンガポールの洗礼をいきなり受けていたので、ドリンクはアイスコーヒーをいただきます。
メロン・ウィンター。
どのメニューも魅力的で決めきれなかったので、「新宿店で食べられないメニュー」を教えてもらってこちらに。
白と緑で涼しげ。
きらびやかな一方、意外にシンプルなところにセンスを感じます。
ヨーグルトアイスディスク、みどりゼリー。
アイスディスクは、少しもっちりしてサックリ。
爽やかなヨーグルトのアイス。
緑のキラキラしたゼリーは「みどりゼリー」と表記されていたので、てっきりメロンかと思いきや「みどり」という日本酒をお使いだそうでした。
そういえば「Midori jelly」と書いてありましたね。
球体にくりぬいたメロンの果肉は、わざとかどうか分かりませんが、水分が抜けて独特の弾力に。
ハーブジュレ、カシスメレンゲ。
この辺は、日本で出てくる感じとちょっと風味のニュアンスが違う感じがして面白かったです。
質感はザラッとしているし、素材ストレートな香りの使い方なのですよねえ。
もっとビジュアルありきみたいなお店かと思いきや、実際食べてみると結構素朴な1皿でした。
現地の方に聞いてもシェフの名前すらご存知なかったり、インスタで検索すると日本人の投稿ばかり出てきたりして、日本でのキャンペーンに成功しただけなのかな?とちょっと疑念も抱いていたのですよね。
「来てみるものだなあ」と妙に嬉しい気持ちになって、新宿店も気になりつつ、ごちそう様でした!