8月30日(金)、世間的には夏休みも終わろうかというこの日。
例によって豊洲市場の米花さんへ。
築地時代の大混雑の夏とは打って変わった豊洲最初の夏でしたが、ゆっくりお話する機会ができて何よりだったということでまとめたいと思います。
メインはやっぱり魚が少ない状況が続いているのか、数週間続いている鴨肉。
付け合わせというには存在感のありすぎるかぼちゃが添えられています。
今週の鴨肉は照り焼き。
皮目がカリカリに焼き上げてありますねえ。
香ばしさの中に鴨の脂の濃い味が出ています。
断面を見るとこの脂身。
じゅわっと弾ける脂に、ばつんと歯応えのある赤身。
身の味も濃くて、重みのある脂を上回って口の中を支配します。
甘いかぼちゃにマヨたっぷり。
口を直すに余りあるやさしい味。
やさしい味プラスマヨというやさしさの上塗り。
続いて、定番の茄子の味噌炒めに、ピーマン入りかな?と思ったのですけど、よくよく見たら細身なので万願寺唐辛子辺りかも…と食べ始めます。
すると一切れめがかなり辛かったので、「これはしし唐だな」と。
しし唐と確信をもって食べ進めましたが、ふた切れめもしっかり辛め。
さらに言うと、味噌も茄子もがっつり辛め。
しし唐の辛みが全体に回った辛口料理になっていました。
夏の終わりに汗をかきかき、気持ちよく食べ進めて、ごちそう様でした!