お昼の予定まで時間があったので、何か野菜を…ということでやっちゃ場方面へ。
某つきじろう御大がテレビ出演時にも熱弁していらっしゃった「豊洲は野菜」の急先鋒である天房さんへ。
オープン前から行列が出来ていて、開店から少し過ぎるとすぐ満席に。
相変わらずの人気ぶりのようです。
ぎっしり貼り出されたこの日のメニュー。
よく吟味して、季節物を中心に注文していきます。
基本的には天丼を注文するお客さんが多いので、アラカルトで「あれと、これと…」と頼んでいると目立って注目を集めてしまったので注意が必要かもしれません(?)。
まず黒あわび茸(長野)、キス。
天つゆと大根おろしが添えられます。
黒あわび茸というのはヒラタケの仲間で、アワビのようにコリッコリッと心地よい歯応えのキノコ。
キス天は薄い身でも香りの特徴がしっかり。
淡白ながら香りのあるキノコは、天ぷらと相性がいいですね。
すだちをキュッと搾るのも、キノコの香りの余韻を断ち切っていい感じ。
少し遅れてあわび茸(秋田・白神)、さつま芋(金沢・五郎島金時)。
黒あわび茸は傘がメインでしたが、あわび茸は軸から使って縦にカットされているようです。
さつま芋。
水分が少なくてほくほくなタイプ。
素朴な香りと甘み。
縦にカットされているので、噛み切ろうとすると繊維が抵抗する感じ。
噛むたびジュワッと水分が溢れて、香ります。
というわけで、望み通りの野菜充を果たすことができました。
別の黒板にあった「アワビ」の天ぷらを注文しなかったことを後悔しつつ、ごちそう様でした!