このブログ初め第一歩は蒲田のとんかつ屋「鈴文」さんでした。
そのときも触れたのですが、もう一つの蒲田のとんかつの殿堂、丸一へ行って参りました。
12時20分ごろに店にたどり着くと、既に長蛇の列!
14人ほど並んでいます。
心なしかカップルや夫婦が多いような。
並んでいる途中で注文を聞かれ、ランチメニューのA定食ことロースとんかつ定食(1100円)を選択。
鈴文との比較にもなりますしね。
そして待つこと15分ほど。ようやく入店です。
お店は鈴文よりも狭いですかね。
まず水とお新香が来ます。
お新香はキュウリの糠漬け二枚とたくあん二枚。これはどちらも普通。
そして、あらかじめ注文を聞いていたこともあり、すぐにお待ちかねのとんかつも登場します。
豚汁もその後すぐ来ます。
で、揃いました。
バーン!
分厚い!色濃い!
ジャーン!
分厚い!!
肉汁でみずみずしい。ほのピンクが美しい。
見た目のインパクトでは鈴文よりこちらが上でしょう。
次は味です。
まずはキャベツから(笑)。
うーん、、、キャベツは良くないですね(汗)。
食べづらいしあまり美味しくないです。
とんかつ屋さんのキャベツはこだわってほしいなあ。
しかもこちら、ごはん・キャベツのお代わりはできないそうで。
それもとんかつ屋さんでは醍醐味とも思うのですが。
ではではとんかつも熱い内にガブリ・・・本当に熱い。
そして本当に厚い!
思ったよりも噛み応えがあります。ギューッとしますね。
衣は見た目通り固めにしっかりと揚がっており、ザクッザクッという食感がたまりません。
熱いのを我慢してはふはふ噛んでいくと豚肉の荒々しい味が凝縮されていることが分かります。
そして豚汁。
具は豚肉、人参、ゴボウだったでしょうか。
こちら野菜がよーく煮込まれているためか、デミグラスソースにも近いのではないかというほどの野菜の旨みです。
教科書通りの完璧な豚汁です。
そして段々ととんかつも減ってきますが、時間が経つと余熱で中までじんわり熱が伝わっていくようで。
かなり変化があります。
後半の方が豚肉が柔らかく、肉汁も溢れるようになってきます。
イメージとしては、出てきたてのときはロースも固く緊張してたのかなあと(笑)。
時間が経って慣れてきたところで、心置きなく彼の魅力の限りをぶちまけてくれるようになります。
衣は最後までザックリしていましたし。
とんかつはゆっくりめに食べるのがおすすめ!お店には迷惑かな?w
そしてお会計を済ませると、おばちゃんが一人一人目を見て
「ありがとうねー暑いのにねー並ばせちゃってごめんねーまた来てねー」
などと言ってくれます。
マニュアル的ではない印象。
狭い店内ですが居心地は良いです。
個人的に鈴文と比べますと、とんかつ自体は丸一がインパクト強いです。これはウマイッと感じます。
ただし鈴文はキャベツのお代わり自由ですからね。ポイント高いです。
お値段自体も鈴文の方がやや低めの設定ですし。
おばちゃんのサービスはこちらの方が心がこもっている感じがしますね。
鈴文ももちろんサービスはよくしていただきましたが、向こうは定食屋の定員さん、こちらはとんかつ屋のお母さんという感じ。
いやいやでもどちらも下馬評通り最高のとんかつ屋です。
どっちがいいとか、無理ですw
両方いいです。
両方行きましょう。
ちなみに丸一のお隣「そば処寿美吉」のかき揚天丼小えび10本玉ねぎ春菊(870円)という看板がとても気になりました。
丸一の行列と比較されて少しかわいそうな立地ですが、魅力的な看板が行列の目にも確実に入っているはず。
みんなちょっといいかもと思っていると思います。
まあ、みんなその後とんかつのインパクトで忘れてしまうのかもしれませんが(笑)。
でも寿美吉。
是非行ってみたいです。