夏休みも残り少なくなってきたこの日、
少し贅沢ランチをしてやろうと横浜は「シェ フルール」へ。
予約で満席もありえるのかな？と思い開店時間の11時半に合わせて入店、、、
したところ既に二名の先客ｗ
恐るべし人気店。
注文したのは平日限定ランチコースメニューから一番安いブルゴーニュ(1890円)で。
内容はオードブルの盛り合わせ、メイン(魚or肉orパスタ料理)、パン、コーヒー。
カウンター席からはシェフ達の一挙手一投足を堪能することが出来ます。
色々な食材、調理器具が出てきてなかなか面白いです。
まずは前菜の盛り合わせ。
左下から反時計回りに、真鯛と黄肌のサラダ、シソとエビの春巻き、トマトを使ったゼリー、
パテ・ド・カンパーニュ、かぼちゃとマスカルポーネのティラミス仕立て、
そして中央が有機野菜のキュウリのバーニャカウダ。
うーん♪これだけ盛りだくさんだと出てきただけで楽しいですね。
カルパッチョは刺身がやはり美味しかったです。
「真鯛とキハチのサラダ」と言われたのでどんな魚だろうと思って食べましたが、
他のお客さんには「キハダ」と言っていたので多分言い間違いでしたｗ
コリコリとした食感とトロッとした二種類の食感が味わえて贅沢でした。
春巻きは皮はパリッとしっかりめに揚がっており、エビはふんわり柔らか。
そしてもちろん噛んだ瞬間からシソの香りが口いっぱいにぶわあっと広がります。
ゼリーは、中にトマトが入っている透明なゼリーだったので、
ゼリー自体はコンソメ風味だけだったりしてーなんて思っていましたが、
全くそんな手抜きはなくがつんとビックリするくらいトマト風味の強いゼリーでした。
パテは結構肉肉しい感じが残っていました。
添えられている野菜は生野菜ではなくピクルスでした。
それも美味しかった♪
かぼちゃとマスカルポーネはちょこっと一口でしたが濃厚な味でした。
あの量だから一口で食べちゃうわけで、
一口で食べるから味の組み合わせを楽しめるようになっているわけですね。
あ、でも僕ティラミスは食べたことないなあｗ
そして最後に中央のやつですが、これはいまいちｗ
バーニャカウダも食べたことがないので楽しみにしていましたが、
ソースは少量過ぎるからか、薄いからか味が全く分かりませんでした。
キュウリも別に特別どうということもなく。
あとこちらの前菜はお箸でいただけるのがいいですね。
ちまちました前菜をナイフとフォークで食べるのって意外に使い方苦労したりしますし。
メインは胡椒鯛のポワレ、赤いかのソテー。
たっぷりの素揚げされた野菜が添えられています。
そして贅沢にもソースは三種類！
手前に見える白いソースはジャガイモと白トリュフのソース、
見えませんが鯛の下にトマトとナスのソースが敷かれているのだそう。
いかは香ばしく柔らかくソテーされていて、ソースともよく合います。
野菜を食べ進めるとようやく鯛が現れますが、
その頃にはせっかくパリッと焼き上げられた皮がシナシナになっていて、ちと残念。
身はふっくらして美味しかったです。
メインはソースが素晴しかったですねー。
口にするたびに説明で聞いた素材を思い出せるような、
一つ一つの素材の風味がしっかり生きていました。
また食べているうちにそれぞれが混ざり合ってしまうのですが、
それもまた秀逸。
相乗効果、なんて言うと安っぽい表現になりますが、
まさにそんな感じでした。
例えばジャガイモと白トリュフの上品なソースにニンニクのパンチを加えたり、
食べている自分がアレンジしているような、そんな楽しみが味わえました。
パンが出てくるのは妙に遅かったような。
メインが出てきてからしばらく経ってからのパン登場。
しかもかなり小振り。
温めてはくれたようですが、特筆するようなことはなかったです。
コーヒーもまあ普通な感じで。
前菜の種類が豊富で楽しかったですねー。
この値段であれだけの盛り合わせはなかなかないような。
前菜を楽しみたくなったらまた来るかもしれません。
それからメインのソースもよかったですねー。
次は肉料理とかパスタとかを食べるのもいいかもしれませんねー。
オ・プレツェネッラも気になりますし、
決めないであの辺に行ったら迷っちゃいそうだなあ(笑)。
