lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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麻布十番の「たき下」で寒鯖の塩焼き定食。

まっつんさんの記事で気になっていたこちらのお店。
「まっつん of the year 2011」にも選ばれたとあって行ってまいりました。
 
麻布十番の駅からすぐのところにありますね。
 
お店の前に着くと開店10分前ほど。
お店のおばちゃんが店先を掃除していたので並んで待ってみることに。
すぐさまサラリーマンらしき方が後ろに並ばれていました。
 
まっつんさんは秋鯖の塩焼きを注文されていましたので同じものを食べようと思っていましたが、
先日浪花家に鯛焼きを食べに来たついでに下見がてらメニューを見たところ、
さすがに「秋鯖」から「寒鯖」に換わっていました。
 
ところが、この日は鯖メニューが見当たらない!
鯖はレギュラーメニューかと勝手に思っていたので、そういう日もあるのだなあ、、と他のメニューを考えることに。
一番人気は黒ムツの柚香焼きということなので、そちらにしようかと決めかけた頃にお店が開きました。
 
カウンターの一番奥に陣取りましたが、席の間隔は狭め。
混んできたら窮屈なのでしょうねー。
 
そして図々しい僕ですから一応、今日は鯖はないんですか?とカウンター越しに若い調理の方に尋ねると、
「お待ちください」と奥の強面のご主人の元へ。
ご主人が僕の方をじろりと見てから一言、「いいよ」。
 
特別に一つ用意していただけるのかと思いきや、しばらくしてメニューを差し替えていました(汗)。
ぼ、ぼ、僕のために。
仕入れは同じだけしてあるのでしょうか。
一番乗りだったから無理が通ったのかもしれません。
いやいや、それにしても柔軟なサービス、ありがたい。そして素晴らしい。
ちなみに僕が帰るまで鯖を頼んだ方は一人もおらず・・・w申し訳ないことをしました。
 
さてさて、お料理の方ですが。
 
寒鯖の塩焼き定食(1260円)。
 

まずはお茶が出ましたが、熱々でとても美味しい。
和食のお店はやはりお茶が美味しいと、違うな、と思わせますよね。
 
そして小鉢三種。
写真を撮ってもいいか尋ねると、「その席じゃ暗かったわね。隣にすればよかったわね。」と照明を気にしてくださいましたw
 
手前から卵焼き、お新香と昆布の佃煮。
 

奥にあるのが小松菜としめじの和え物。
 
卵焼きはお寿司屋さんで出るようなものとも違って、薄味で出汁が前面に出ているタイプでした。
昆布の佃煮もパクパクと食べてしまいましたし、和え物もしめじの食感がとてもよかったですねー。
どれも美味しかったです。
 

ご飯も一粒一粒が立っていてとても美味しい。
一番乗りで入店したおかげもあるでしょうか。
これがおかわり自由というのだから、食欲のある方には嬉しいでしょうね。
僕には関係ありませんがw
 

お味噌汁。
地味に見えますが、実はとても具沢山でした♪
 

メインの寒鯖の塩焼き。
炭火でしっかりめに焼いてあります。
皮がパリパリで香ばしいこと。
 

深く刻まれた切込みが焼き色と相俟ってまたワイルドさを演出w
 
しかし、焼きすぎている感もあり、身はパサッしていました。
塩加減も控えめ。
 

大根おろし。
これで一人分ですw
しかもおかわり自由ww
食欲のある方でもなかなかおかわりはなさらないと思われます(笑)。
ちなみに僕はしましたが・・・w
 
ただ、いかんせん鯖の塩加減が控えめなので、大根おろしはそれほど欲しくならないんですよねー。
脂の乗りもいまいちなので鯖に添えられたレモンでサッパリ感を演出する効果もいまいち。
 
ちなみに大根おろしは、よく冷えてみずみずしかったのと、
奥に写っています白い器にふりかけが入っていまして、
それをかけるとなかなか美味しかったのでおかわりしました。
 
一杯目より二杯目の方が多かったようなw
 

完食。
骨までがっつりです。
 
お会計はなんと強面のご主人直々でした。
無理を聞いてもらってすいませんでした、とお詫びすると、
ニコニコ笑顔で「いえいえいえいえいえ」なんて、とても腰の低い方でした。
美味しかったです、また来ますねー、なんて店を出てきちゃいました。
 
気持ちのいい接客を受けると店を出るときに本当に清清しい気持ちになりますね。
食べている途中、柚子の爽やかな香りが店内に充満していたこともあって、次回は是非黒ムツの柚香焼きを頂こうかと。
 
こちらのお店は、ご飯やお味噌汁、小鉢など定食全体としてのクオリティが高かったです。
 
まあメインの魚でいいますと、日吉の魚よしの方が数段上のように思いました。
あちらは焼き加減、塩加減も絶妙ですが、仕入れがいいのでしょうね。
いつ、何を頂いても脂が乗って身がとろっとろしているんですよねー。
まっつんさんも是非行かれてみては。

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