戸塚駅から西口の旭町商店街に向かう出口手前、賑やかな八百屋さんの隣に静かな佇まいの喫茶店があります。
いつも立て看板がしてあり、気になっていたのですが最寄り駅の喫茶店って別にあまり入る必要がなくて、
素通りしていました。
といっても気になるメニューがありましたので入ってみました。
店内は、意外といったら失礼かもしれませんがたくさんの年配の男性女性で賑わっていました。
みなさんドリンク一つで居座っている系かな?w
地元のおじいちゃまおばあちゃまの憩の場になっている様子。
そういう意味でかなりいい雰囲気です。
水とお絞りをもらいまして。
席は一番奥の4人テーブルに一人で座ってしまいました。
何となく申し訳ないですね。
メニューは決めて入りましたが一応見回しますと、立て看板にはなかったものも結構ありました。
甘いものに関しましては、チョコレートケーキ、チーズケーキ、アップルパイ、ヨーグルトサンデー、こだわり卵を使用したバームクーヘン、などがありましたが、
これらは仕入れ品だそうで。
手作りメニューは抹茶ムースとなめらかクリーミープリンのみ。
クリーミープリンは好みでないので、抹茶ムースをお願いしました。
抹茶ムース(コーヒーセット)(800円)。単品は500円です。
ホイップクリームと小豆が添えられ、ムースには苦味の効いた抹茶ソースがかけられています。
写真を撮ってもいいか尋ねると、結構変な目で見られましたw
珍しかったのかもしれません。
ムースとは謳っていますが、食感はゼリーにちかいです。
抹茶は、色のわりに風味は皆無w
抹茶ソースは確かにやや苦めで若干抹茶の香りがしますが、量が少なすぎますw
ホイップと小豆は特にこだわっていないようで、市販品そのまんまという感じ。
これだけでレトロな一品に感じさせます。
小さい頃こういうものって食べさせてもらった覚えはないのですが、なぜか懐かしい気持ちになりました(笑)。
量的にも値段のわりに・・・という感じですが、ゆっくり本でも読みながらちびちび食べるのいいくらいです。
ちなみに向かいの女性も4人テーブルに一人で陣取って漫画雑誌を読まれていて、
何も注文されていなかったので、常連さんかな?と思っていましたが、
途中突然時計を見て立ち上がってどこかへ行ったと思ったら、エプロンを着けて帰ってきました。
店員さんだったというw
コーヒーは、一口目には程よい苦味で、おっと思いましたが、
しばらく飲んでいると、やや薄めでパンチに欠ける印象になってきました。
客層から考えて抑え目にしているのかもしれませんねー。
地元民の歓談の場として重宝されているタイプの喫茶店でした。
僕も何だかんだ言いながら、後客が来るまで小一時間読書に耽ってしまいましたよw