この日はどうしても行っておきたいお店があったので、大学の休み時間に走って行ってまいりました・・・が、
なんと「本日はまことに勝手ながら休業させていただきます」の張り紙。
そ、そんなー。まことに勝手ですねーw
限られた休み時間が刻々と過ぎ去っていきますが、ランチもどこかで食べなければなりません。
ということで、近くも何ともないのですが、再び爆走いたしまして、フレンチレストランminobiへ。
こちらは週変わりのワンプレートランチ(1500円)がいただける、本格フレンチのお店です。
今週もしっかりチェックしておりまして、行きたいなと思っていたのです。
実は前回訪問時「次は美味しい肉料理が出たときに来ます!」とオーナーの川ちゃんさんにお伝えしていたので、
お店に着くや否や「シェフ特製ビーフストロガノフに飛びついてきた訳ですね??」と満面の笑みで迎えていただけました。
この川ちゃんさん、本当によくお客さんのことを覚えていらっしゃって、こっちとしては二回目からはもう常連さん気分になれるようなお店なんです。
他のお客さんとの会話を聞いていましても、みなさん本当に楽しそう。
川ちゃんさんの行くところ、あっちのテーブルで笑い声、こっちのテーブルで笑い声、そんなお店です。
話を戻しますが、はじける笑顔で迎えていただいて恐縮だったのですが、
あ、今日はサーモンで・・・と答えた僕に、
「あ、それは面白い!ww」となぜか大爆笑の川ちゃんさんw
どこまでも明るいお方です。
サービスでシークヮーサージュースをいただいてしまいました。
暑い日でしたし、走った後だったのでとても嬉しかったですねw
まずは季節のプチスープ。
この日は冷たいグリーンピースのポタージュスープ。
クリーミーです。
続いて出されるパンですが、これが毎度のことながら本当に美味しい。
ぜひ一度みなさんも食べていただきたい。
皮はサクッバリッとして、中はフワッもちっとするんですね。
バターも上品な無塩のもので、とてもパンに合っています。
バターの量もフリスクのケース一つ分ぐらいの大きさで出されるので、
フリスク4つ分くらいしか使わない僕としてはいつももったいないなあと思っていたのですが、
この日他のお客さんをチラッと見回したら、みなさん使い切っているんですねw
僕だけがもったいない使い方をしていたようでした。
そしてメインはこちら。
軽く燻製をかけたノルウェー産サーモンの黒ゴマ付け焼き。
前にもこの軽く燻製をかけたサーモンというのが出ていて、「半生に仕上げられたサーモン」という説明書きに惹かれていたんです。
黒ゴマがびっしり付けられていますね。
グリーンサラダはかなり酸味の効いたドレッシングで和えられていますが、
下にたっぷりの温野菜が隠されており、グリーンサラダ自体もやや温められて出されているよう。
温野菜も毎度のことながら一つ一つ丁寧に調理されており、それぞれが絶妙な食感。
マッシュポテトも非常にクリーミーで上品でした。
サーモンは「裏返して皮目を下にすると切りやすいので、そうして食べてみてください」とのこと。
言われたとおりにしてみます。
なるほど、半生で肉厚のサーモンですのでかなりずっしり重みがあります。
「ミ キュイ」という焼き加減なのだとか。
早速カットしていただきますと、まずは身がトロッととろけますよね。
そして燻製の香りが残るのですが、そこに程よく黒ゴマの香りが混じっているのを感じます。
黒ゴマがびっしり付いているおかげで最後まで皮目をバリッとした食感で味わえるようになっているとのことでしたが、
皮自体のバリッと感は味わえないのがやや残念。
しかしワンプレートランチでここまで丁寧な調理はありがたいですね。
こちらのお店はプチスープ・パン・メインのみで1500円とややお高い値段設定にも感じるのですが、
本格フレンチを手を抜かず出していただけますし、
サービスもキメ細やかでくつろげる空間を作り出してくれていますので、
この値段なのでしょうねー。
また今週の料理も気になっていますが、学生には通いづらい値段設定ではありますw