最近オシャレランチをしていないなーと思い、一日暇だったこの日は普段あまりランチでは行かないエリアに行こうとネットで色々検索。
土曜のみの良さげなコースが用意されているお店を発見したので行ってみることに。
やってきたのは恵比寿です。
同じ乗換ミスを二度繰り返してぐるぐる回ったり、
何故かスマートフォンの調子が悪くなって地図が見られなかったりといったハプニングもありましたが、
かなり早めに出発していたおかげでどうにかこうにか開店5分後にお店に到着。
こちら。
「安兵衛」ではありません(笑)。
現代イタリアンのお店「マンサルヴァ」、お店は地下にあります。
食べログでは「無国籍料理」というジャンル分けもされており、何だかワクワク。
オシャレで隠れ家的な店内。
平日はお得なランチもやっているようで混雑するようですが、土曜のこの日は先客なし。
ちなみに後客もありませんでしたw
イケメンのお兄さんが腹から声を出して男らしい感じのサービス。
僕みたいなつまらんお一人様客相手でも常時にこやかで明るく対応してくださいましたよ。
注文したのは土曜日だけのコース(1800円)。
小さな前菜+冷たい前菜+パスタ、これにパンと食後のドリンクが付いていてなかなかお得感があります。
やはり土曜は集客力が弱いのでしょうか、何とかお客さんを呼び込めるといいですねー。
小さな前菜は「イカ墨を練りこんだクロスティーニにリコッタチーズとトマトのコンフィを乗せてあります」とのこと。
クロスティーニって何だっけと思い、復活したスマホで調べたところ「小さなトースト」だそうです。
似たものに「ブルスケッタ」があって、厳密な違いはないのだそう。
もっちりしたクロスティーニ、とてもコクのあるリコッタチーズ、フルーツのような甘みのトマトのコンフィ。
特にリコッタチーズが美味しかったですねー。
冷たい前菜は「水茄子に青トマト、グレープフルーツを乗せて、モツァレラチーズを添えたカプレーゼ仕立てです」です。
こちらはサックリとした水茄子の食感やピーマンにも近い味わいの青トマトなど珍しい野菜をいただけました。
グレープフルーツとそのジュレの酸味と甘みがチーズの上に振られた岩塩で引き立ちました。
ちょっとしょっぱかったですけどw
ただ、一皿目と被りすぎている感も・・・。
ここでパンの登場。
温められたフォカッチャです。
「オリーブオイルをつけてお召し上がりください」とのことでしたが、もともとオリーブオイルがかなりかけられていて手がベタベタに・・・w
フォカッチャにも岩塩がしっかりと振られていてやや強めの塩気。
表面はサックリ、中はふわもちっとした食感はとてもよかったです。
パスタは天使海老と蟹味噌のアメリケーヌソースのパベッティーネ(+300円)。パスタは少なめでw
追加料金でしたが、他のパスタがイマイチぴんと来なかったのと、こちらのお店のスペシャリテということでチョイスしてみました。
こちらのお店、生パスタも売りということですが、他はスパゲッティーニでしたし。
提供時の「こちらパスタ少なめになっております☆」と言った後のお兄さんのスマイルがかなりイケてましたが、
苦笑いで返してしまいましたw
プリップリの海老がごろごろと。
海老を数えるのが流行っているみたいなので数えてみましたが、4匹いましたよw
パベッティーネはやや平打ちの細麺で、最初は茹で足りないのではと感じるほどに固めでしたが、食べ進めるうちにほどよくなりました。
ソースの絡みもよかったですが、スプーンがなかったのでソースはかなり余ってしまうことに・・・。
蟹味噌の濃厚なクリーミーソースで絶品だっただけに残念でした。
ご覧の通り、海老は殻もしっかり全て入れてくれています。
これ食べるものなのかなー、と非常に迷いましたw
イケメンお兄さんに聞きたかったのですが、他にお客さんはいないとはいえ静かでオシャレなイタリアンですし、
すみませーん!なんて大声を出すことも出来ず・・・。
諦めることにしました・・・。
諦めることにしました・・・、呼ぶのを。
65さんたら呼ばずに食べた♪w
誰も見てませんしねー、まあお皿を下げるときにバレますけど。
食べた感想としては、普通の人は食べない感じでしたw
食後はコーヒーか紅茶のホットかアイス、もしくはエスプレッソということで、エスプレッソに。
強い苦味は感じますが、嫌な感じではなく飲みやすい、美味しいエスプレッソでした。
カップも可愛い感じで。
お店の雰囲気、サービス、料理、どれを取っても洗練された良いお店でしたよー。
お客さんが入っていないのがもったいなく感じます。
カプレーゼっぽくてカプレーゼでなかったり、ちょっと捻ってあるところが「現代イタリアン」を名乗る所以なのでしょうか。
まあ時折気になる岩塩以外は、料理も総じて美味しかったです。
土曜にオシャレランチの場所をお探しの方は是非どうぞー。
カップルや夫婦のお食事、ママさん達の集まり、どれにでも最適だと思います。
ちなみに今回はメニュー名が長かったので暗記にやや不安が・・・。
写真の下に書いてあるものは何とか自力で覚えたものですが、一応お兄さんにメニューが書かれた紙なんかあればもらえないか聞いてみたところ、
「そういう紙はないんですけど・・・書きましょうか?☆」とのことでお願いしちゃいました。
お会計の際に渡されたのはこちら。
しっかりしたものを作っていただいちゃいました。
右下にはシェフの名前も。
ただ、お兄さんの説明とは大分違っていました・・・w
イタリアンのメニュー名って結構サービスの方のサジ加減なんですね。
「クロスティーニ」は「ブルスケッタ」になってるし(笑)。