この日は駅から大学とは反対方面へ。
さくら寿司さん。
日本といえば桜!日本といえば寿司!
まさに日本、というような店名を冠するこちらのお店。
ランチタイムの喧騒で賑わう駅周辺からは少し離れてひっそりとした通りです。
近づいてみると店先には食品サンプルではなく写真でメニューが並べられています。
上段左から、オムライス、カツ丼、下段にはカレーライス、カツライス・・・あれ?w
そう、こちらのお店はランチタイムはほぼ町の洋食屋さんのような体裁なのです。
営業中の札などはなく、外から中の様子をうかがい知ることもできませんが、賑やかな声が聞こえます。
勇気を出して戸を開きますと、中はほぼ満席。
全て男性客です。
それもみな「働く男達」といった雰囲気、煙草もOKなお店のようです。
特に案内されるわけでもなく、勝手に好きな席に座るシステムのよう。
とりあえず目立たなさそうな端の席へ。
オムライス、カツカレー、カツ丼、どのメニューも人気みたいですね。
僕もとりあえず注文を済ませます。
この日は結構暑い日だった上に、長い距離を歩いてきたので汗までかいていたのですが、
セルフサービスのお茶は熱々。
ふーふーしながら飲みました。
接客は小柄なおばちゃんがお一人でやられています。
混み合った店内を忙しなく動き回っていますが、てんてこ舞いな感じ。
とはいっても常連さん達と軽妙な会話も忘れません。
結構待たされましたが、そういうのを見たり聞いたりしていて楽しめます。
注文はカツ丼(上)(800円)。ご飯は少なめ。
はい、実はこちらのカツ丼が美味しいと聞きつけまして、丼街道まっしぐらの一環としての訪問でした。
写真では分かりにくいですが、今回も相当なボリュームです。
そして注文してから20分以上待たされましたが、注文してからしっかりカツを揚げてくれているのではないでしょうか。
ちなみに「上」で「ご飯少なめ」という妙な注文におばちゃんもキョトンとした表情で、3回くらい確認されましたw
例のごとくサラダ等は付きませんので玉ねぎをたっぷり使ったタイプを切望していましたが、ご覧のように一枚チョンと乗っているだけ・・・w
いやしかし丼をびちっと埋め尽くすカツが迫力満点です。
カツの厚さは2センチ弱ほど、噛まずとも滲んでいるほどの肉汁がたまりません。
衣はやや剥がれやすいです。
カツは4切れにカットされていて、中心2切れはとても柔らかい一方、端の2切れは筋が残ってかなり噛み切りにくいものでした。
とはいっても端のカツは卵や出汁がかかっていないので衣がサクッとして、脂身もジューシーです。
出汁は結構甘め、実はカツの下に大量の玉ねぎが隠れていたのでそれもありそうですが、砂糖の甘さを強く感じました。
おばちゃんは一見厳しそうに見えましたが、実は優しいお方のようです。
ご飯少なめということで50円引きにしてくれました。
いやいや、たまには男らしいお店で男らしい料理をガッツリと。
午後も頑張れますな。