秋です。
秋といえば食欲の秋。
秋が旬の食べ物は色々あるわけですが、やはりアレの季節でしょう・・・。
サンマ!
今シーズン、早くも4尾も新サンマを塩焼きにしていただきましたよ。
最近は新サンマでも98円くらいのものが出始めていますけど、大のサンマ好きの僕としては「新サンマ(大)」なんて一つずつパック詰めされている200円超のものをついつい買ってしまったりして・・・w
いやあ、サンマは美味しいですよねー。
違うだろっというツッコミが各所から聞こえてきますね。
そうですね。
モンブランの季節です。
前置きが長くなりましたが、やってきたのは新百合ヶ丘にあるウィーン菓子の店「リリエンベルグ」。
秋が来たとはいってもまだまだ栗のシーズンとまではいきませんから、新栗のモンブランも始まっていないお店がほとんど。
そんな中こちらは9月から開始されるということで行ってきました。
実はこの前にも一度行ったのですが定休日だったという・・・交通費高かったんですけどね。
なのでこの日万を持して再挑戦。
さすがの人気店、平日の午前中ながら駐車場は満車で道路に3台ほど並んで待っていました。
お店の中も大賑わい。
やはりモンブランが始まったからなのでしょうか。
こちらのお店はテイクアウト用のいわゆる「ケーキ屋さん」の店舗の隣にカフェ用の店舗があります。
どちらの建物もメルヘンチックですね。
入り口で注文を済ませ、お好きな席へどうぞと言われました。
いくつか二人がけのテーブルもありますが、ほぼ満席。
相席上等!の大テーブルには空席があったので、井戸端会議中のご婦人達の視線を避けるように端の席へ。
「飲み物はいかがなさいますか?」
水でいいです。
「注文してから作ります。」と書かれていましたが、程なくして登場。
モンブラン(600円)。
熊本から空輸したという和栗を仕様。
丸っとしたフォルム、てっぺんの‘L’のデザインが特徴的。
おおぉ。。。
絞りたてと思われるマロンペーストはフォークに纏わりつくように乗り、持ち上げると、てろーーんと途切れずに持ち上がります。
和栗のモンブランというと「和栗そのまま」というタイプが増えてきていますが、こちらはしっかり手も加えられている印象。
クリーミーでマイルドな中にも栗独特のざらついた食感が残り、ほのかに甘みがあります。
時期が時期だけに栗の香りは弱めですが、それでも甘すぎず上品な仕上がりです。
クリームシャンティは無糖ではないと思いますが、コクがあり美味しいです。
ただ印象にはあまり残りませんでした。
それは・・・
顔を覗かせ始めたこいつのです。
こいつが・・・
ガボッと大したサイズなのですよね。
クリームシャンティはモンブランとしてはかなり量が少ないです。
その分を計算してマロンペーストをクリーミーにしているということでしょうか。
いやいやバランスがいいですよ。
そして自家製蜜漬栗というこいつがまた美味しいんですよ。
ほっこりとした食感、じゅわっと口に広がる蜜。
これだけで美味しいお茶請けになりますね。
飲み物は水なんですけどね。
ベースはダックワーズ。
薄めですがしっかりしたもの。
手を抜いていない感じがしっかり伝わってきますよね。
隣のご婦人達の会話が「私、ブログとか絶対できないわー」的なものだったのが終始気になりましたが、頑張りましたw
やっぱり新栗のモンブランは美味しかったですね。
こちらのモンブランはまた独特でしたし。
日本の懐かしいタイプのモンブランを、路線を変えずに進化させたものと言いますか。
和栗の素材に頼りすぎず、かといって良さを殺さず最大限生かして、といったような。
もう一度食べたいかというと、交通費的にアレですけどw
もちろん行く前は、普通の人ならわざわざ行くだろうか、、、とは考えましたが、そこは「普通の人」を基準にしちゃあいかんだろう、と思いまして。
基準を変えまして。
まっつんさんなら行くだろうか。
行くでしょうw
というわけで今シーズン初の新栗モンブランは遠出してみたのでしたー。
モンブラン一個にしては大分長い記事になりました。