以前から何度かいただきものでいただいていたパン屋さんを初訪問してみました。
ファミーユ代官山。
フランスや日本の数々の名店で修行したご夫婦が開いたお店。
向かいにあるフレンチレストラン「ル・ジュー・ドゥ・ラシエット」で使われるパンはこちらのものだそうです。
かなり狭い店内ですが所狭しと種類豊富なパンが並びます。
気軽にハーフカットもしてくれるようで、頼んだらレジの後ろでザクザクと切ってくださいましたw
クロワッサン(180円)。
結構しっかりめの焼き色で、持つとハラリハラリと外側からどんどん剥がれます。
食感は焼きたての食パンの耳のようなザクザクしたもの、香ばしさも強いです。
中はみっちりと層が詰まっています。
かなりもっちりとしてバターの風味もなかなかよく感じられます。
クロワッサンの食感としてはちょっと異質な気もしますが、これはこれで美味しかったです。
レトロくるみ(210円)。
レトロ生地のパンだけでも5種類くらいありましたが、スタンダードにくるみをチョイス。
これはめちゃめちゃ美味しかったですねー。
ムチーッと固い表面の生地をブチッと千切ると、ゴロゴロ丸ごとサイズのくるみが出てきます。
生地は口に入れた瞬間から旨みが滲み出てくるような瑞々しいもので、モチモチした食感もとてもいいです。
表面にまぶされた小麦粉も素朴感を引き出していていいですねー。
生地の種類だけでもかなりありましたから何度か訪問して試したいお店ですね。
この後こんなものを購入した後、さらに恵比寿ガーデンプレイス内にありますロブションへ。
パン屋さんの方ですけどねw
パンを購入した後は毎度おなじみ、エレベーターホールのイートインスペースへ。
ちゃんとヒーターまで置かれているところがさすがw
結構この空間も知られてきたようで、満席で帰るお客さんもちらほらいるほどでしたよ(笑)。
クロワッサン(231円)。
焼き色は結構薄めで、サイズも小振りなのでかなり上品な印象を受けます。
キュッと尖った先端部分もなんだか奥ゆかしささえ感じます。
噛むとジャキッジャキッとそれはもう小気味良い食感で、一枚一枚が繊細で薄い層なのに口の中でピキピキ割れる感じが分かるしっかりした生地です。
バターの量も多めのようで、モチモチした中心部はもちろんその周縁部からもじゅんわりバターが口いっぱいに広がります。
コストパフォーマンス的にはアレですけど、シンプルでオーソドックスに美味しいタイプのクロワッサンで、パリで気軽に食べられたクロワッサンに近く感じました。
これは気軽に食べられないのですけど・・・w
ただやっぱり口の中に残るバター感はちょっと嫌な感じ。
パリではこういうのあまり感じなかったのですけどね・・・。
何にせよ日本でも美味しいクロワッサンは食べられるなーと確認できたのでよかったです。