この日は爆食読書ブロガーLIBRAさんに「夏目漱石の美術世界展」にお誘いいただいていましたー。
LIBRAさん自身はそれほど興味がないそうでしたが、僕が夏目漱石LOVEなのを何となく覚えていてくださったみたいです。
ありがたやありがたや。
「夏目漱石展行きませんか?」
行きます!
「じゃあ○○を食べたいです!××も食べたいです!」
みたいな流れでしたけどねw
というわけで清澄白河へ移動。
炎天下の下列ができており、LIBRAさんもいらっしゃっていました。
SPICE BAR NICO。
結局僕が気になっていたお店になりました。
6月にオープンしたばかりでランチは土日のみ。
1500円のランチミールスセットのみなので特に注文は聞かれませんでした。
7席のカウンターのみで、10名ほどでランチは終了だった模様。
今後変化はあるかもしれませんが、かなりレアなランチです。
お店は黒縁の大きめ眼鏡がおしゃれなおきれいなお姉さまが一人で切り盛りされており、なぜかアロハシャツにレイというお姿でしたよw
お店に入ると同時に「カウンターの中は撮影しないようにお願いします。」と注意されました。
全く気づかずに撮影し続ける爆食ブロガーさんがいましたけどw
もう一度注意され、「料理の写真は構いませんので。」と丁寧に仰っていただきました。
爆食ブロガーさんはまた全然聞いていなかったようで、僕に「カレーもダメなのかな?撮影禁止?」と頻りに聞いてくるので、カウンター越しに聞いていたお姉さまも苦笑いで諦めていましたw
おひとりで用意されるのでちょっと時間がかかりますが、とりあえずレアなランチの一席を確保できただけも幸いでした。
まあスパイスの香りの中で「待て」を喰らうのは拷問でしたけどねw
ランチミールス(1500円)。
豪華です。
5種のカレーとライスとパパド。
バナナの葉やライスの上のパパドが印象的ですね。
チキンと黒胡椒はビーフにも近いようなコクの深さ。
あさりと青唐辛子はあさりの旨みがよく出ていますが塩辛いです。
青唐辛子もひとつ物凄い辛さのがありましたw
ラッサムはカルダモンなどの香る高貴なトマトシチューのよう。
ただのあっさりで終わらない味の深さがいいです。
サンバルは底にたっぷりの豆なんかの具が沈んでいて、実は具だくさん。
ミョウガとオクラも食感はもちろん、ほんのり感じられる風味もスパイスにマッチしていて夏にいい爽やかな具材でした。
炒め物は胡椒がしっかり効いていた気もするのですが、ただの野菜炒めではなく一口食べてインド料理を感じられるインド感でした。
途中で提供されたミニラッシー。
甘かったですw
一口なのでクイッといくのにちょうどよかったですけどね。
このライスは何ていうんでしたっけ?と聞くと「タイ米。」と即答したLIBRAさんw
ちょっとして思い出したので、バスマティライスですよね、と言ったのですが「何それ?どこの米?タイ米と何が違うの?」とまさかの質問攻めに遭いましたw
カレー部部長はそちらでは・・・w
パパドは初めて食べましたが、塩コショウがしっかり効いた強い味。
温められた状態で提供されて、特に食べ始めの食感がよかったです。
スパイスひとつひとつの風味が鋭くスパッと入ってくるように感じられて、スパイスを求めるときにはぴったりだと思います。
ただどれも一様にに塩気とオイルが多めな印象で、どこか系統の近いカレーに感じられてしまって「これが美味しかった!これをまた食べに来たい!」という気持ちになるものはなかった気もします。
お店の空間的に言うと、何度か通って顔を覚えてもらうと居心地が良くなるお店だと思います。
おひとりで切り盛りされていて、お若いのにご立派ですよね。
僕が何を言うか、という感じですけどw
最初は体調不良を訴えられていたLIBRAさんもカレーを食べ終えるとすっかり元気になられたようでよかったです。