とんかつをいただいた後は、降りしきる灰の中を顔をしかめながら歩いてこちらへ。
柳川氷室。
天文館を少し越えたところにあるかき氷が人気のお店です。
氷専門店が運営するお店で、6日間かけて丁寧に作られた純氷を削ったふわっふわの氷が売りのようです。
豊富なメニューは全て200円、自家製という練乳をかけると250円と激安です。
この日も近づくにつれ行列が見え始め、周りを歩いている人たちが段々と足早になっていました。
行列は30人弱ですが、回転はよくスルスルと進んでいきました。
特に食べるスペースは用意されておらず、みなさん思い思いの場所でいただいています。
小さな容器に山盛り盛られているのでこぼさずに食べるのは不可能なようで、お店の周りはシロップ色の水でびちょびちょでしたよw
マスカット練乳がけ(250円)。
はい、もうこれはこぼれますw
シロップはたくさんの種類から選べるのが楽しいですが、市販のものなのであまり期待してはいけないと思います。
氷はふわふわしゅっと融けるやわらかなもので、確かに天然氷らしい繊細です。
自家製の練乳は普通に甘いですが、くどくなくすっきりとした風味。
シロップや練乳をかけることで氷の食感が失われてしまう気がするので、もう少し少なめにするか、シロップや練乳の後仕上げにもう一削りしていただけると嬉しいですね。
手を洗う用のタンクが用意されているので、食べた後は手を洗って帰りましょう。
天然氷を使うかき氷ですと1000円前後するのも当たり前になってきていますが、この値段は破格です。
氷の質やシロップの点では他店に劣るところはありますが、汗だらだらの真夏の日中に「かき氷食いてー」と思ったときに食べたいのはこういうものなのかも、と感じました。
手ごろに暑さを吹き飛ばす、美味しいかき氷でした。