カキフライの後は宝町にあるル・エール・サンクへ。
10月前後にモンブランが始まるお店って多いですよね。
モンブラン(550円)。
こちらのお店らしい、定番ケーキをグラス仕立てにしたタイプです。
上からメレンゲ、マロンペースト、ビスケットを砕いたもの、クリームシャンティ、カシスのソース。
メレンゲはサクッと非常に軽く、ふわっと溶けていきます。
マロンペーストはよく裏ごしされて、舌触り滑らか。
こちらのお店らしくお酒も結構効いています。
ビスケットはザックと強い食感で、大きめに砕かれているので存在感抜群。
クリームシャンティはバニラビーンズたっぷりで、クリームチーズにも近いほど濃厚。
ほんのり甘く、濃厚です。
一番下のカシスのソースはほぼ甘くなく強い酸味。
他の要素が甘いものばかりなので最後に引き締まります。
色んな要素を組み替えながら様々な味わい方をしてみたかったですが、意外とそういう食べ方はしづらかったです。
でもそれぞれの要素はレベルの高さを感じさせる見事な出来。
単純に「モンブラン」としては他と比較しにくいケーキでしたが、純粋に美味しかったです。
この日は再び築地に戻ります。