ツオップでモーニングをいただいた後、この日は午前中は用事があったので、続いては昼過ぎのお話。
先日一度訪問した新三郷にあるツオップ出身のご主人のお店「ベッカライ・サカツジ」さんへ。
前回は夕方の訪問だったのでパンの種類はやや限られていましたが、今回はツオップには及ばないまでも豊富なパンの種類は特筆に値する魅力的なものでした。
カレーパン(180円)。
まずはツオップ出身の方のお店とあって、名物の揚げたてカレーパン。
ビジュアルはツオップそっくり。
強いて言うなら、全体的にパン粉は細かい一方で粗めの塊が敢えて付けられていて食感のアクセントになっています。
ツオップと比べるとちょっと油切れが気になるものの、他のお店とは比べ物にならない絶品食感です。
パン生地は薄めでもちもち。
カレーもツオップのものと似ていますが、こちらの方が塩気やスパイス感は強め。
ちょっとオイリーですが、その辺はバランスがいいとも言えるかもしれません。
かなりツオップのカレーパンと似ていますが、敢えて探せば違いもなくはないです。
個人的にはどちらかというとこちらの方がややワイルドに感じられました。
あとは、値段に10円の差があるので、その辺が気になる方はこちらの方がいいのかもしれません。
まあ10円の差くらいですから、最寄駅からの交通費を考えるべきでしょうけど。
キャベツインキャベツ(180円)。
盛り盛りのキャベツの上にダイスチーズ。
中もキャベツがたっぷりです。
キャベツはシャキシャキ食感が残っていました。
ただあまり味がしないキャベツでちょっと残念。
マヨネーズとクリームチーズがトロトロに溶けてとってもクリーミーですが、生地がヨレヨレであまり食感がよくなかったです。
マヨネーズとかチーズから出たオイルが浸みてパンがゆるゆるになったものって結構好きなのですが、これはちょっと・・・。
くるみのぱん(100円)。
しっとりした食感でほんのりした甘みの生地は、レベルの高いオーソドックスなくるみぱんという感じ。
くるみの食感や風味はいいですが細かく砕かれていて量も少なめで惜しかったです。
この値段だから仕方ないかもしれませんが。
鶏と茸のホワイトソース煮(200円)。
ホワイトソースはコクがなく、その分塩気が立って感じられます。
鶏肉や茸は目視で確認できますが、食べた感じではほぼ分からなかったです。
かぼちゃは大きなものがごろっと。
甘みが弱めで味的な存在感が薄く、必要性は感じませんでした。
抹茶とホワイトチョコのパン(180円)。
抹茶の風味は強くはありませんが、これは自然な感じで印象は悪くないです。
それ自体の風味を際立たせるためか生地自体の甘みも控えめで食べやすいです。
その分の甘みをホワイトチョコで補っている感じですが、もうちょっとチョコの濃厚さがほしいところです。
薫りはよかったですよー。
パンシュークリーム(160円)。
要するにパン屋さんのシュークリーム。
ホイップカスタードと説明が書かれていたので緩めのクリームが入っているのかと思っていましたが、意外と粘度のある濃厚なクリームでした。
バニラビーンズは入っていなかったかもしれませんが、卵とミルクの風味良く美味しかったです。
ブリオッシュ生地もしっとり口どけのよいもの。
こちらもバターと卵の香りがよく出ていました。
ただ個人的にはシュークリームを超えている感じはしませんでした。
クリームは美味しかったですけどね。
パンを選んでいるときはツオップにいるとき並みにかなり魅力を感じましたが、食べてみると感動は少なめ。
使っている小麦粉の差なのでしょうか。
ツオップは石臼で実際に挽いていらっしゃいますもんねー。
カレーパンはオススメできます。