リベルターブルの時代の最先端をいくようなスイーツを堪能した後は再び銀座に戻ってThe和食をいただくことに。
魚久。
大正3年、人形町で創業した京粕漬の販売で有名な老舗。
平日限定でイートインも行っているということで気になっておりました。
イートインは2階。
メニューはぎんだら京粕漬定食(1260円)、さけ京粕漬定食(1050円)、魚久おすすめ定食(840円)。
お茶のクオリティは普通でしたが、ひとりひとりポットで提供されます。
あじみせ定食(1575円)。
ぎんだら、さけ、本さわらの盛り合わせの定食です。
出汁巻きと、
塩辛は優しい味で安定のクオリティ。
塩辛の柚子の香りが秀逸でした。
ぎんだらは程よい脂乗りで鮭もやや脂が抜けている印象でギュッとした食感でした。
ぎんだらの脂はしつこすぎない量で、さすがに美味しいです。
さけは脂控えめなのに旨みもちょっと弱く感じました。
さわらも表面こそ引き締まっているものの、中はふっくら。
3種総じてやさしーいお味な印象。
市販の西京漬けってもっとギご飯が進むラギラした味のイメージだったので意外なほどでした。
味の濃さでご飯が欲しくなるわけではなく、相性の良さ、バランスの良さを味わいたくなる老舗の妙を味わえる一皿でした。
女性でもご飯をおかわりされる方続出でしたよ。
正直、焼きのクオリティはそこまで高く感じられないですので、切り身を買って帰って自分で焼いて食べるのもありかもしれませんが、ぎんだら西京漬けは一切れ840円もするので、どちらがコスパがいいかは考えものです。
気軽に安定した和食をいただけるお店だと思います。