続いては浅草へ移動して、以前りろままさんにおすすめされたパン屋さんへ。
PAULのショー・フレ・フロマージュ・ベシャメル・ジャンボン(525円)の記事を書いた際に、こちらのお店だと200円台でほぼ同じ味がいただけるとのこと。
あんですmatoba。
イメージより駅から離れていました。
15時半頃の入店でしたが、パンはかなり売れてしまっていました。
でもこちらのお店の売りである豊富なあんぱんは豊富に残っておりました。
りろままさんに勧められたパンは現在は販売していないようで、以前電話で確認した際は「そんなパンうちでは作ったことありません。」とやや突き放すように言われたのでつい訪問が遅くなってしまいました(笑)
今回再び直接尋ねてみましたら、お一人だけ覚えていらっしゃる店員さんがいらっしゃいましたが、もう随分長いこと作っていないそうです。
とりあえず今は亡き「チーズハムデニッシュ」の面影が感じられそうなパンをチョイス。
クロワッサン(160円)。
まずはデニッシュ系ということで、バター感をチェック。
んー?しなっとしていてバターも発酵バターでさえなさそうな風味の薄さ。
日本の街のパン屋さんらしいクロワッサンという感じです。
これはさすがにPAULのクロワッサンとは似ても似つかない感じなので、チーズハムデニッシュに使っていたバターは別のものだったのでしょうね。
材料費高騰が生産中止の一因だったのかもしれません。
ピザ(170円)。
チーズを使ったものも食べておこうと思いましたが、これくらいしかなかったのでこちらをチョイス。
ちょっとべちゃっとした生地で、トマトソースは出来合いのものを使っていそうな気がします。
玉ねぎは程よく火が通って甘みがよく出ていて美味しかったです。
問題のチーズはプロセスチーズなのでこちらもナチュラルチーズ使用のPAULとはさすがに・・・。
というわけでこちらもハムチーズデニッシュで使っていたチーズとは違いそう。
材料を大幅に変えてしまったようで、今回はPAULと同じ味だったという片鱗は感じられませんでした。
復活を願うばかりです。
200円台であの味というのは魅力的ですよねー。
カレーパン(辛口)(145円)。
もっちりというかもっさりしたほんのり甘めのドーナツ生地はやや油切れが悪い印象でじゅわっと油が溢れます。
カレーは辛口ということでしたが、カレー粉の味に唐辛子で辛味を加えた、というシンプルな味わいの辛口カレーでした。
こしあんぱん(150円)。
たくさんの種類のあんぱんがあって迷いましたが、一番人気ということでこちらに。
この時間でもほの温かさの残る生地は水分量が多めでしっとりもっちりふかふか。
あんもどこか懐かしい甘いものでした。
特別あんの量が多かったりするわけではないものの、これこれ、と感じるようなしっくり来るあんぱんでした。
これは人気の理由が分かる気がします。
ただ水分量が多いタイプですので、時間が経つと変化は大きいかもしれませんので、購入後早目に食べた方がいい気がします。
ハムチーズデニッシュが復活したという情報が入ったらまた行ってみたいと思います。