お昼ご飯は蒲生に戻っていただくことに。
評判のいいうなぎ屋さんがあるのですよねー。
鰻重。
最初は、なんて安易な名前!と思いましたが「うなしげ」さんと読むようです(笑)
ちょうど出ていくお客さんと入れ替わりで入ったので待つことなく席に着けましたが、僕で満席に。
注文からさばき始めるそうで4,50分かかることもあるのだとか。
メニューはシンプルでうな重は1メニューのみ。
サクッと注文を済ませ「築地あるき」を読みながら待ちました。
30分ほどで登場の、うな重(2800円)。
この2,3年で1000円ほど値上げしているような。
先月にも値上げがあったようです。
まずはお椀から。
肝がデカい!
わりとしっかりとした味わい。
そしてメインのうな重は・・・
鰻もデカい!
1尾分入っています。
愛知県産だそうです。
見るからに厚みがすごいです。
箸で浮かせようとすると崩れてしまいそうなほどふわふわです。
皮目のゼラチン質も分厚く見た目でまず食欲をそそります。
脂乗りも、すごいです。
タレを弾いてしまっているように感じます。
鰻の旨みや上品さなどは気にもかけず、とにかく脂乗りに特化したような鰻という気がしました。
分厚くふわふわとろとろ、ガッツリした鰻の魅力を満喫できるうな重でした。
ところどころ焦げにも近い焼き目が付いていて、そういう苦みが感じられました。
これだけ分厚いですからね、多少は仕方ないのかもしれません。
ご飯は水分多めの炊き具合の上にタレもたっぷりめに回しかけてありますので、ちょっと水っぽい感じ。
鰻とよく絡むので、好みにもよるとは思いますが僕はよかったと思います。
デザートにはグレープフルーツが付いています。
最初から置いてあるので温くなってはいますけどね(笑)
口の中がさっぱりします。
2800円でも十分満足できる内容だったと思います。
ただ、値上げは仕方ないのだと思いますが、コストパフォーマンスの良さが人気の理由の一つだっただけに逆にお客さんが減ってしまうのではないかと心配になります。
地元にこんなお店があるなんてとても恵まれていると思うので大事にしたいですね。