12月4日火曜日は振り替え休日でお休みだったので、知り合いの方を築地へご案内。
ちょっとVIPです。
いつもだったら築地を案内するといったら米花や揚げ物系、カレー系のお店をおすすめするのですが、この日は貴重な平日休み。
年に数回しかないチャンスなのでここは・・・、
こちらへ。
5時45分頃から並びました。
お店に入ったのは8時過ぎ。
2時間半ほどでしたかねー。
年末は平日でもこんな感じみたいです。
1か月ぶりくらいでしたがしっかり覚えてくださっていました。
「もうあれから1か月経つのか―。」としみじみなさっていました。
同行者は旬のおまかせセット(3900円)、僕はお好みでお願いしました。
まずはアラ汁が。
さすがに身体は冷えていたので温まります。
1貫目は・・・、
赤・・・
・・・赤身。
赤々とした赤身でしたが、全体的に赤い写真に・・・。
何枚か撮り直して格闘しましたが、改善されず。
いち早く食べる方がベターと判断して諦めて食べました(笑)
ネットリしていました。
続いて焼きたての玉子。
ハフハフしながらいただきます。
続いて札が出ていませんでしたが確認すると「ありますよ!」とのことで、
きんき。
濃厚な脂。
ほろほろと口の中で解ける身。
どことなくきんきの煮付けを思い起こさせます。
続いては前もって注文することを推奨されている、
焼き穴子(塩、醤油)。
「塩にしますか?醤油にしますか?」
うーん・・・
「両方にしますか?」
それで!
塩も醤油も想像より強め。
それぞれ穴子の違った魅力を引き出します。
ほくほくの食感もいいです。
添えられた山葵もまた効きます。
一本丸々焼いてもらって色んな食べ方をしてみたくなります(笑)
続いても前回いただきそびれた「金目鯛昆布〆」を注文。
しかしなかなか出ない。
注文を受けてから〆るわけでもないでしょうけど(笑)
板さんも間を持たせようと色々話しかけてくださいます。
「そろそろお腹いっぱいな感じですか?」
もう少し食べようかと思います。
少し間を置いて、
「お兄さんはどんな魚が好きですか?光物、白身、貝、・・・」
鯖とか好きですねー。
「今日鯖いいですよ!」
じゃあ鯖もお願いします。
という流れで、

鯖(銚子産)。
青森産が美味しいと聞いていたので今回は注文を見送ろうかとも思っていたのですが、さすがにおすすめされましたし。
そしてやはりおすすめには従うべき!
じゅわっととけました。
そしてようやく状況を理解しまして、
あのー金目とかってー忘れられてたりとかー、とさりげなく?お伝えして、
「・・・!!!(息をのむ音)」
謝罪とともに金目鯛昆布〆。
これも脂が濃厚。
舌に絡みつくようなネットリトした食感もちょっと想像と違って意外でした。
お願いしてよかったです。
途中タイムロスがあったので、この辺りでおまかせセットが大体終わりの時間。
正直もう2,3貫考えていたものはあったのですが、外には寒い中待たれる方が大勢いますし僕もおしまいにしておきましょう。
美味しい。
美味しいのですけど、僕も同行者も真っ先に出た一言は「楽しかった」。
お店に入ってから出るまで「リラックス」や「落ち着く」とも違った「気持ちよさ」のあるお店です。
何時間待とうがまた行きたくなってしまう魅力を再確認できました。
また宿題を残してしまいましたし、次はいつになるかな。