フルーツパフェの次は新三郷にあるベッカライ・サカツジへ。
ツオップで修行されたご主人が2013年にオープンさせたお店です。
ネージュ(200円)。
ツオップのネージュとはだいぶ違った形です。
そもそも「ネージュ」とはフランス語で「雪」を意味するそうです。
こちらの方がむしろ雪っぽいかも。
デニッシュ生地はバリバリでいい食感。
バターの風味は控えめ。
生クリームはこってりで油脂感が強く、カスタードクリームの印象を弱くしてしまっています。
見た瞬間から分かっていましたが、大前提として「非常に食べにくいパン」です。
マロンチョコレートタルト(280円)。
分厚いタルト生地が印象的。
どんな感じだろうとワクワク食べてみると、、、モソモソしていました。
栗の甘露煮でちょっとしっとり感が加わります。
甘い+甘いの組み合わせなので、シンプルに甘いものが食べたいときにいいかもしれません。
続いてはクリームパン。
前回訪問時、ドツボにハマったのですよねー・・・って、
クリームパン(150円)。
形が変わっています・・・と一瞬思いましたが、よく見ると・・・?
非常に薄い生地が特徴でしたが、薄くしすぎて破れてしまっただけかもしれません。
裏返すとクリームが溢れています。
外に出ている部分は火が通りすぎてパスパスで味が薄くなってしまっていて、中のクリームは量が少ないのでこちらも印象は薄いです。
いや、確認したわけではないので「失敗」なのかどうかは分かりませんけどね。
次のパンは・・・
テープ止めが謎です(笑)。
牡蠣と銀杏のキッシュ(350円)。
組み合わせに惹かれて購入しましたが、銀杏は水煮のものを使っていそうで風味も食感も気づかないほどでちょっと肩透かし。
でも牡蠣はかなり大振りかつ味が濃くて食べ応えがありました♪
メンチカツサンド(350円)。
パンがコッペパンじゃなかったのが食べてみてちょっと意外でした。
フランスパン生地に近くてばふっもちっと固め。
メンチはつなぎが多めでしっとりですが、肉の旨みはそこそこあります。
ガリッとした揚げ具合もカレーパンの美味しいパン屋さんのいいところがしっかり出ていました。
クロワッサン(130円)。
オープン以来やっていなかったと思うのですが、ついに作り始めたようですねー。
薄い層がバリバリにくっきりと焼きあがっています。
ひとつひとつの成型はまばらで、表面はボロボロと崩れやすいので見た目は若干イマイチですが、層の美しさはさすが。
というかツオップ以上かもしれません。
うん♪食感良し、美しい層良し。
やや黄色みがかった生地色も魅力的です。
ただバターの質が悪いのか、こちらもやはり油脂感が嫌な感じに口の中に残ります。
この感じってバターやマーガリンのそれかと思っていたのですが、さすがにそれらは使っていないでしょうし。
焼き加減の問題なのかな?
食感はよかったです。
パンの種類は増えてきましたがちょっとアラのあるところが気になります。
でも期待はどんどん膨らんできています。