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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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浦和の「サロン・ド・テ・アカシエ」でイベリコ豚のハンバーグ、自家製ブリオッシュのハンバーガー仕立て。

昨年一時休止していたサロンが再開していた浦和のパティスリー・アカシエ
サロンが再開したと思ったら、さらにランチまで始められたということで行ってみることに。
 
回転よりも一つ一つの料理、コースへの注力に重点を置いているよう。
価格もランチ開始当初より値上げしているそうです。
 
というわけでランチコース(2700円)でメインとデザートは選択肢があるという構成でした。
 

ドリンクの中に「オランジーナ」が。
そういうポジションでしたっけ?
シェフの好みでしょうか。
 

まずは前菜、うにのブリュレと魚介のタルタル。
 
うにのブリュレは醤油風味。
ブリュレはさすがのアカシエクオリティでパリンパリンです。
うにの風味も濃厚でしたよー。
 
マグロ、帆立、甘エビ、アボカドのタルタルはかなりまったりした舌触りでした。
 

安納芋のポタージュ。
オマール海老のビスクとのチョイス。
 
わざわざ「安納芋」というほど甘さは強調されていませんでした。
少しザラッとした食感に芋を感じましたが、風味は控えめでわりとさらっとクリーミーなポタージュでした。
 

自家製のパンドミ。
温めてから提供してくださいます。
 
テーブル席の僕はほとんど絡みがありませんでしたが、シェフはカウンター越しに距離の近いお客さんとのコミュニケーションそ大事にされています。
常連さんとの会話に夢中で僕のパンを温め忘れていることをお弟子さんに教えられて「あっ」とこちらを見て固まった一瞬が唯一僕と目が合った瞬間でした(笑)。
 

イベリコ豚のハンバーグ、自家製ブリオッシュのハンバーガー仕立て。
お皿も熱々。
 

上にはグリュイエルチーズ、ハンバーグの下にはイベリコ豚のベーコン。
その下にルッコラとブルーチーズ。
 
ソースはカシスの香りを付けたデミグラスソース。
 

ナイフを入れた瞬間物凄い量の肉汁が。
焦って写真を・・・!
 

ハンバーグはイベリコ豚100%ということでした。
イベリコ豚というと脂身が多いイメージ。
ハンバーグもベーコンもやはり脂がっつりでしたが、脂が美味い!
 
お皿が運ばれてきたときは濃厚なデミグラスソースの香りがしましたが、口にひとたび入れると華やかなカシスの風味が鼻から抜けていきます。
説明とは逆になってしまいますが、どちらかというと「デミグラスソースの香りを付けたカシスソース」に感じられました。
 
ブリオッシュはガシッとわりとしっかりめの食感でした。
美味しいですが、サンドするパンまでバターリッチだとちょっと重いですかね。
 

添えられたマッシュポテトはインカのめざめを使用。
バター?生クリーム?たっぷりでぽってりクリーミーです。
 

デザートは季節物のガレットデロワのアレンジ。
アーモンドクリームの代わりにプラリネのアイスを挟んだもの。
 

フェーブに見立てた金のチョコレートがけアーモンドが入っています。
 
パイは熱々、アイスはひんやりです。
パイ生地は食感は素晴らしいものの、イマイチバター感が感じられず残念。
プラリネのアイスは止まらない美味しさでした。
 

奥の地味なちびっとした「自家製のプラリネ」。
これ、めちゃめちゃ美味しかったです。
 
手前はお酒の効いたシロップでした。
 

2700円ということでしっかりミニャルディーズまで付きます。
奥からストロベリーのパート・ド・フリュイ、フレッシュな苺の飴がけ、キャラメルアーモンドのチョコがけ。
 

ドリンクはコーヒーで。
オランジーナはやめておきました(笑)。
 
そこそこの値段するのでしっかり食べられるランチでした。
せっかくお店まで行ったのだから・・・、とデセールメニューと迷ってしまいそうです。
どの料理もシェフの並々ならぬ気合いが感じられて、あちこちに散りばめられた工夫を探しながら楽しめるものばかりでした。
個人的にこういうの大好きです。
 
シェフはパリで修行をされたのでしたっけ?
なんだか本場志向の感じられるランチでした。

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