1月13日(月)、成人の日で三連休の最終日でしたか。
この日は朝から仕事がありましたのでサササと終えましてお昼を食べに三ノ輪へ。
土手の伊勢屋。
1889年創業の老舗、建物は重要文化財に指定されています。
連休中ですし12時を回った頃だったので30人ほどの行列が。
まあ焦ることもありませんし並ぶことにしました。
お店に入るときにはグル―ッとお店を取り巻く行列に成長、60人以上になっていたそうです。
注文は並んでいる間に聞かれました。
奥のお座敷席に案内されました。
文化財の店内は薄暗く写真を撮りづらいのは覚悟していましたが、中でも特別に暗い席でした。
牡蠣の天ぷら(300円)。
テーブルの上にメニューが出ていたので思わず追加。
ササッと出てきました。
想像したよりも大振りで、300円も安く感じられます。
塩は普通の食卓塩ですね。
牡蠣は2個付け、ぶりんと弾力のある食感。
衣は厚めながらシャクッと軽いです。
油切れは悪いですが、衣から浸み出す胡麻油が美味しい・・・。
ジュワッと油が広がるので、ヘルシーではない感覚がチクチク胸に刺さりますが美味しいものは美味しいです。
衣もぶよぶよと固まった部分がありますが、そこへ牡蠣のエキスが溜まって浸みていてたまらんです。
穴子天丼(2300円)。
基本メニューは天丼(イ)(ロ)(ハ)ですが、穴子天が好きなのでこちらを注文。
名物の穴子天が豪快に2本付いています。
野菜天はしし唐、生姜、カボチャ。
カボチャ天がもっちりとした食感で美味しかったです。
前半戦はご飯を食べることができません。
穴子の骨を結んで揚げてあります。
香ばしいです。
こちらも脂の乗ったトロトロの穴子の身にザックザクの衣、そこから胡麻油ジュワッと溢れムァッと香り。
こりゃあ身体に悪いぞーと思いつつ、笑っちゃうほど美味いです。
ガブリガブリと喰らい付きます。
前回の方が洗練された揚げ上がりだったように思いますが、今回の豪快な仕上がりも江戸前っぽくて美味しかったです。
やっぱり穴子天を食べたくなったときはまた来たいと思います。