兄と連絡を取り合いながら足は宝町へ。
毎週のようにお邪魔しているル・エール・サンクでこの日もパンを。
「いらっしゃいませー」の後に「あ、こんにちは」が付くようになりましたよ。
フォレ・ノワール(520円)。
個人的には、昔母が作ってくれた時に教わった「シュヴァルツヴァルダー・キルシュトルテ」の名前で覚えています。
作ってくれたのは一度だけだったかもしれませんが、記憶に残っているので何となく母の味です。
こちらのお店にしてはお酒が控え目でジューシーさには欠けるかも。
チョコレートケーキとしての主張が強かったです。
この時期は色々なお店でフォレ・ノワールが出ているので、気になっています。
兄から連絡があり「3時に渋谷」で会うことになりました。
んー河岸頭のランチに間に合うかなー?
というわけで築地に舞い戻って途中参加で混ぜていただきました。
奥に見える銀の器は、河岸頭名物「鱈チップス」。
鱈のすり身を揚げたチップスですね。
途中参加ということもあって一切れしか食べませんでしたが、お料理を待つ間に寂しい口を落ち着かせてくれます。
鮪の皮。
この面は内側です。
左側の茶色っぽいところは脂が乗っていてパリッパリカリッカリでした。
鱗は右端辺りの焼き色の付いたところはお煎餅のようにバリバリといただけましたが、それ以外は百戦錬磨の顎を持つみなさんでも歯が立たず。
かなり塩を強く振ってあって、お酒のアテに良さそうです。
メインはクエのカマ。
写真では分かりにくいですが大皿にどーんと爆裂ボリューム。
5人で1カマです。
基本は蒸してあるようですが、ちょっと焼き色も付いていて香ばしいような。
これだけ大きいと、様々な部位がある上に、場所によって火の入り方も違うので全く違った食感や味を楽しむことができます。
裏返したりお皿を回したりするだけで違う魚を食べているよう。
自家製かもしれないポン酢でいただくとさっぱり。
食べ慣れたポン酢に比べて甘さがかなり控えられていて、魚の後味をキュッと引き締めます。
身は部分によっては「蟹のよう」という感想も。
鯛のようであり鰈のようであり、楽しみの絶えない一品でした。
この後「食べ足りない」と仰るSさんの一声でみなさんは稲庭うどんのお店へ。
僕は新橋駅から電車に乗って渋谷へ向かいます。
みなさん、この日は混ぜていただきましてどうもありがとうございました♪
他ではまず味わえないものにありつけました。
またよろしくお願いします!