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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「鳥藤」でぼんじり煮付け、水炊き、「ターレット・コーヒー」でココア。

寿司大を出た後は青果部で果物を買います。
この後実家に帰るのでお土産にしようと思ったのですよね。
先日おすすめされて買ってみて美味しかった「甘平」というみかんなどを購入。
 
短時間でサクサクッと済ませたのですが、ブルブル震えるほど寒気がしてきました。
寿司大でゆっくり温まれましたけど、その前に2時半から8時半まで身体の芯まで冷やしに冷やしましたからね。
温かいものをいただきましょう。
 
ずっと気になっていた、築地で冬にいただきたい名物メニューがあるのですよね。
 

鳥藤場内店。
初訪問のお店です。
場外にあるのが本店だそうですが、席が空いていそうだったのでこちらに。
 
というかさすがにこの日は空いているお店が多かったですけどね。
こちらのお店も普段は満席に近い状態をキープし続けています。
「築地に来たんだから魚でしょ。」というお客さんも多くいらっしゃる中ですから、すごいことですよね。
 
ちなみに1枚ずつだったら写真を撮れそうなことが分かったので、カメラを休ませ休ませどうにか撮影できました。
 

親子丼やちょっと珍しい親子丼しお、個人的に一番気になっていたぼんじり温玉丼の他月替わりの限定メニューもありますが、そちらはまたの機会に。
 
お目当てのメニューは「時間がかかりますよ。」と言われましたが、その情報は予習済み。
待ちましょう。
メニューを眺めていたら気になるものが。
すぐ出るか確認すると「すぐ出ます。」とのことなのでお願いしてみました。
 

ぼんじり煮付け(200円)。
「煮込み」と言いたくなりますが「煮付け」なのですね。
 

ちゅるちゅるの皮が美味しいぼんじりがたっぷり。
たっぷりぷりぷりです。
 
タレは皮(=脂身)に丁度いいくらいなので、シュクッと素朴な身の部分はやや濃いめ。
一品としては印象に残る味でいいですね。
 

鶏皮が好きな方はぜひどうぞー♪
 
注文から15分弱経ったところでようやくメインが出てきました。
 

 
水炊き(850円)。
大きめの丼でボリューム満点です。
 
薬味はネギともみじおろし。
 

白濁したスープは見ても香っても濃厚。
少し目を離すと冷えた表面にコラーゲンの固まった層ができます。
豚骨スープにも近いような獣っぽさも感じるほどの強い風味ですが、そこは鶏出汁ですから後に残るくどさはありません。
 
個人的に水炊きを食べるのは人生二度目。
一度目は博多の人気店「華味鳥」でした。
あちらのは澄んだ上品なスープだった記憶があるので全く違った印象になるものですね。
 

ぶつ切り肉が5つ、軟骨入りのつくねが2つ、キャベツが1枚分。
 
ぶつ切り肉はパンパンに張ったぷるぷるの皮が口の中でプチンと弾ける弾力。
つくねは軟骨入りで食感がコリコリ楽しく、ゆずの香りがさわやか。
キャベツは程よく茹でられてシャクッと食感を残しながら甘みがグンと引き出されていました。
 
ハートランドさんの記事でも紹介されていましたが、骨の周りはちょっと加熱が足りない感じの部分も。
そのままいただきますけどね(笑)
 
正座して膝に両手を重ねて「美味しゅうございました。」と頭を下げたくなるような華味鳥の水炊きに対して、こちらは椅子の上でのけ反って「美味えー!」と唸りたくなる感じ。
 
芯まで冷えた身体が芯まで温まりました。
冬には一度は食べたいメニューです。
 
お店を出てフォーシーズンを一応確認しに行くとやっぱり閉まっていました。
このまま実家に帰ろうかとも思いましたが、ターレット・コーヒーを念のため確認しにいくと開いていました。
 
寒いときにはコーヒーよりも・・・、
 

ココア(430円)の方が温まるイメージがあります。
ココアも可愛くラテアートです。
 
ラテ系と同じでミルクたっぷり、かなりミルキーな印象です。
ホットミルクのアレンジメニューと言った方がしっくり来るような味わいでした。
 
ちょっと気になったのは底に行くほど甘さがグングン増していったこと。
最後はかなり甘かったです。
 
これはこれで好きな人もいるとは思いますが、個人的には「ココアを飲みたい!」というときにはハマらない感じでした。
 
温まりましたけどね。
 
このお店ではラテ系のコーヒーの香りがたまらなく好きなので、次回はまたラテを飲みたくなりました。
 

新歌舞伎座にも寄り道。
LIBRAさんが紹介されていたきんつばが新名物なのかと思っていましたが、なんだか色々あったので色々買ってしまいました(笑)
まだコレ!という名物が定まっていないようです。
果たしてこの中にキングオブ新歌舞伎座土産になるものがあるでしょうか。
 
ではでは実家に向かいます。

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