流山おおたかの森の後は、再び電車に乗って柏で乗換え。
柏で1軒パン屋さんへ。
続いて亀有に移動してパン屋さんを2軒ほど巡った後、予定としてはそこから綾瀬のパン屋さんへ歩くつもりでした。
と綾瀬に向かって歩き始めてすぐに、そういえばさえさんがおすすめしていたケーキ屋さんはこの辺りだったような・・・、と思い出しました。
検索してみると、お店があるのは正反対方向の金町でしたがとりあえず行ってみることに。
ラ・ローズ・ジャポネ。
マンダリンオリエンタルでシェフを務めた五十嵐氏が2012年にオープンさせました。
このシェフ、2010年に日本代表として参加した世界大会で見事1位に輝いた実力者だそうです。
購入したケーキはこの2つ。
まあ無難なチョイスでしょうか。
ピクシー(550円)。
これがその世界チャンピオンに輝いた商品のようです。
ピスタチオと苺のムースケーキのようですね。
「ピスタチオの落ち着いたマイルドさと苺の甘さ」という組み合わせを想像しましたが、むしろ「甘いピスタチオと苺のフレッシュな酸味」という言い方の方が良さそうです。
ピスタチオの風味って気付かないほど弱かったりすることが多い気がしますが、こちらは良いバランス。
風味を強くしているわけではなさそうですが、ややピスタチオ部分の量を多めに配分している気がします。
甘いピスタチオのソース、ピスタチオのクラッシュ、アーモンド風味の地面。
それぞれのパーツに無駄がなく美味しく作られています。
ピスタチオと苺の風味が真逆の要素というわけではありませんが、ほどよい角度で交わって落ち着くところに落ち着いている感じ。
モンブラン(450円)。
フランス産マロングラッセとペーストを使用。
食べた感じ、カスタードクリームが一番主張してきます。
薫り高くリッチなカスタードクリーム、その次に甘さ控えめでミルキーなクリームシャンティ。
マロンペーストはかなり弱めです。
マロングラッセは無意味にネッチリとハードで他全体との一体感は皆無、ちょっと意味不明でした。
ベースはメレンゲかダックワーズといったような焼き菓子が湿気た感じになっていました。
マロンペーストの存在感が薄くて、生クリームとカスタードクリームのWクリームを味わっているだけな気がしてしまいます。
それだったらWクリームを詰めたシュークリームを200円台で食べてもそれほど印象は変わらないのでは、と思ってしまいます。
それぞれのパーツはとてもよくできていると思いますが、とにかくマロンペーストが弱い!
ちょっと組み合わせの変わったケーキがあれこれあって、その辺よく見ながらどんな感じになるのだろう、と想像するのが楽しいですね。