lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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若林の「パリの空の下」で牛フィレのブロシェット、クロワッサン、クイニーアマン、エスパドンのピザ、パンオレザン、ピスターシュ、マルジョレーヌ、真鱈と白子のキッシュ、バケット(パン編)。

というわけでちょっと迷いながら11時開店の少し前に無事到着したのは若林の人気ブーランジェリー「パリの空の下」。
やっぱり30人超の行列が出来ていました。
 
さすがに完売することはなさそうなのでとりあえず並ぶことに。
結局1時間くらい並びました。
 

牛フィレのブロシェット(850円)。
この日の目玉商品の一つでした。
高級食材を惜しみなく使ったサンドイッチ。
当日のお店のブログで紹介されていて気になっていたので売り切れていないか不安でしたが、無事にゲットできました!
 

ブロシェット(=串焼き)とのことですが、炭火なのかな?
表面は香ばしく、中はしっとりしてとても滑らか。
 
絶妙な火入れは「冷めたときにベストの状態」になるよう計算され尽くしているように思います。
この微妙に固まった脂肪が口の中でねっとり融けるのですよね。
 
一緒にサンドしてあるのはモッツァレラチーズかなと思っていましたが、マッシュポテトでした。
牛フィレのブロシェット、マッシュポテト、レタス、パンが付いて850円。
ビストロのワンプレートランチと思えば安いくらいです。
文句のない質の素材に、調理も素晴らしいですからね。
 
これは唸ります。
 

クロワッサン(300円)。
前回いただいて衝撃を受けたこちらも購入。
 

んー、前回ほどのインパクトはありませんが、がっしり重みのあるモチモチ感はやっぱり独特です。
 
日々より良いものを追求しているシェフなので、いい意味でも悪い意味でも変化があるのかもしれません。
食感の強さ、濃厚ながら臭すぎないバターの風味はさすがでした。
 

クイニーアマン(300円)。
成型がワイルドですが、しっかり華やかに波打っています。
 

こちらも前回に比べると層がはっきりしない感じはあります。
 
キャラメリゼが独特ですが、口どけよくバターと馴染んで口に広がります。
デニッシュ生地って成型の良さが味の良さに大きく影響する気がしますが、その辺りは絶品です。
 

エスパドンのピザ(850円)。
エスパドンというのはカジキのことだそうです。
 
鶏むね肉をていねーーーいに調理したものよりもさらにソフトな感じの柔らかいカジキは旨み溢れる脂が乗っていて美味しいですねー。
 
ピザソースは既製品ではなさそうな。
トマトの旨みとハーブはオレガノ?がガッツリ効いている感じで、組み合わせは基本的に既製品と変わらない王道タイプですが、やっぱり素材とその使い方が完成されています。
 

パンオレザン(200円)。
「VIRON粉使用」と書いていなかったので逆に気になって購入してみました。
 
レーズンとカスタードクリームが美味しいのは置いておきまして。
バターが粉を溶かすような、ブリオッシュとは少し違った口どけをします。
悪く言えば粉がバターに負けてしまっている感じ。
 
VIRONの粉使用のパンとはやっぱり違いがあるようで、面白かったです。
これ単体で食べるとイマイチな出来ですが、他のパンと比べて食べるという意味では変化があって買ってよかったと思います。
 

ピスターシュ(350円)。
ピスタチオの緑色が鮮やか、バターの黄色が鮮やか。
凄い主張のある見た目です。
 
ちょっと甘めのピスタチオクリームとそれを軽くねじ伏せるような濃厚なバターの風味。
巻かれた層もクロワッサンより厚く強いモチモチ感があってこれまた別の生地を味わっているようです。
 

マルジョレーヌ(250円)。
ブリオッシュの中にオレンジのコンフィ。
 
小さなパンなので「ついで」くらいのつもりで購入しましたが、侮れない一品でした。
バターの香り、粉の味、ブールマニエのような食感、ビターなオレンジとの相性、どこをとっても文句の付け所がちょっとみつかりませんでした。
 

真鱈と白子のキッシュ(750円)。
 
真鱈と白子のワイルドな使い方は見るからにすごいですけど。
アパレイユの仕上がりがとてもクリーミーで茶碗蒸しのようにきめ細かく、今まで食べたことのないようなキッシュでした。
 
食べるまでは白子が気になっていましたが、食べてみると身が美味しい。
ギュギュッと歯を跳ね返す筋肉質な食感とそこから広がる旨み。
 
これもいいなー。
 

バケット(350円)。
これもバター由来なのかクラムが黄色みがかっています。
わりと塩気が効いている印象。
 
パリっぽさを期待して購入。
ちょっと小麦粉の味が甘みが強い感じで、パリで食べたバゲットとはそこが違う感じ。
トシ・オーク―・デュ・パンの方がパリっぽさはあった気がします。
 
でも食感はパリのそれに近くて美味しかったです。
 
やっぱり食材、調理、こだわりが半端ないです。
完成度も高いです。
 
スイーツ編に続きます。

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