久しぶりに四ツ谷を通りかかったので、東京たい焼き御三家のひとつに数えられる「たいやき わかば」へ。
さすがに夏場は行列がありませんでした。
たいやき(150円)。
小振りですがずっしり重いです。
よく練られた上質な餡は、どっしり重たい甘さと小豆の渋い味わいが両立しています。
一丁焼きでムラのない皮も絶品。
写真で見ても鱗一枚一枚がくっきり、見事です。
パティスリー・ラ・ヴィ・ドゥース。
曙橋に差し掛かった辺りでケーキの箱っぽい荷物を抱えた方とちょこちょこすれ違っていたのできょろきょろしていたら、結構目立つお店がありました。
デパ地下で見たことがある気がしますが、店舗に来るのは初めて。
イートインがあったので、いただいていくことに。
通りに向かって全面ガラス張りのカウンターなので、少し恥ずかしいですけど(笑)。
あー恥ずかしい。
モンブランは2種類、なので注文は2つです。
和栗のモンブラン(475円)。
和栗と洋栗のモンブランを両方食べるとき、順番に困るのですよね。
個人的には「好きなものを後に残す派」なので、そういう意味では和栗を後にしたいのですが。
大抵洋栗の方が甘みが強かったり、インパクトのある風味を付けていたり。
先にいただくと、後にいただく和栗の繊細な印象が薄れてしまうのですよね。
モンブラン(453円)。
なので先手必勝。
今回は和栗からいただくことにしましたよ。
甘さがしっかりしています。
といっても「フランス菓子」というほどではなく、日本人好みというほどでもなく。
材料の質がいいかというと、特に光るものも感じません。
焼菓子もいくつか購入しましたが、バターがイマイチな感じでしたねえ。
詳しくないですけど、とりあえず「フランス産バター」とか「発酵バター」とかを使ってます!的な印象。
ただ風味が強いバターでした。
伝統的という感じでもなく、独創的という感じでもなく。
欠点はないのですが、なんだか掴みどころのないものが多かったです。
というわけで美味しかったたいやきのお話をくっつけた次第です(笑)。