lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「寿司大」でお好み⑪。

9月6日(土)、自転車で築地へ向かおうかと思いましたが、天気が心配なので歩いて行くことに。
築地に着いたのは2時半で、無事寿司大の先頭を確保できました。
 
5時をちょっと回って開店です。
「今日はどうやって来たの!」
歩きで!
「どのくらいかかった?」
5時間!
「(笑)」
といつもの感じで入店です。
 

久しぶりに一番奥の席。
今日はYくんオススメ中心にいきましょう。
 
いつも最初はその日オススメのお魚を挙げてもらって、十分考えておつまみを注文するのですが、この日は食い気味に、
 

とりあえず、秋刀魚(`・ω・´)ジー
 

・・・( ー`дー´)キリッ
 

( ゚∀゚)
 

(*´∀`*)
 
次はくどいほど脂の乗った時期にいただきたいですね。
 

この日は金目のアラが身も付いてたっぷり。
一旦心を落ち着かせます。
 

玉子焼き。
出るものは出ましたし、この日の目的の秋刀魚も無事にいただけたので後は落ち着いて楽しみましょう。
 

カワハギをつまみで。
 

肝巻き。
口の中で、強い弾力の白身にミルキーでクリーミーな肝が絡みます。
カワハギの強い旨みがマイルドに。
 

続いてカワハギを握りでも。
こちらは肝乗せ。
 
先日北海道旅行でカワハギの肝醤油のかかったご飯がえらく美味しかった記憶が鮮明に残っていて、シャリ付きもいただきたかったのです。
 

うはー、立派な肝!
やっぱりいいですよ。 
 

ぶり。
この時期にぶり??わらさのことかな?とYくんに聞いてみると、
 
「ぶりです。」とのこと。
え・・・ぶりって・・・ぶりですか?
「ぶりです。」 
 

腹側をお願いしたので、かなり白んでいます。
 

サシの入り方がトロか、もはや和牛のよう。
 
ただ、それらに比べて融点は低め。
「口どけ」と呼べそうな融け方はせず、噛むたびジュジュッと脂が絞り出される感じです。
 
旬のぶりとは全く違った魅力があって面白かったです。
 
さらにいくつかオススメを教えてもらいます。
この日はYくんのオススメに従順にいただく心づもりだったのでどの順番でいただくか考えあぐねていると、注文が決まらないのではと心配したYくんが小声で、
 
「新いかもあるよ。」と教えてくださいました。
とりあえずそれをお願いしましたが、ものすごく小声だったので何かと思っていたら「昌さんには謝っておいてね。今シーズン一番最初だから。」だそうで。
 
しまったー・・・とんでもないものに手を出してしまったー・・・(苦笑)。
 

新いか。
墨いかの子供だそうですね。
 
処理が面倒なこともあって、いただけること自体貴重なのだとか。
 
大人の墨いかのようなネットリしたとろけ方はしませんが、超絶にふわっとやわらか。 
格子状に入れることでたくさんできた「角」がプチプチあちこちで「可愛い歯ごたえ」を生みます。
 
昌さんごめんなさい!の美味しさでした。
ごめんなさい!
 

鰯。
そろそろシーズンは終わりに近付いていますね。
定点観測的に食べ続けてきましたが、締めになるかな。 
 

身と脂がくっきり分かれている印象。
コリッとした歯応えの上にゆるーっと脂が融けだします。
 
前回ほど濃厚な脂ではなく、案外軽い印象でした。
 
ミョウガが合うなあ。
 

かます。
脂が甘いです。 
 
上品にもっちりした弾力も魅力的。
 

そしてこの皮目。
舌に生々しくまとわりつくざらつき。
かますですねえ。
 
最後の一貫、Yくんに「〆の一貫にバシッと決まるヤツ」と注文。
出てくるまでのお楽しみにして待ちます。
 
Yくん、ちょっと考えて決まったネタをキリッと握ってドン! 
 

「いさき!ポン酢ね!」
おおお!渋いの来ました。
そしてポン酢というのがニクいです。 
 

この皮目、身の旨みを飲み込むような魅惑的な武器です。
そしてポン酢で爽やかに締め。
 
見事にバシッと決めていただきました。
 
今回はYくんに色々わがままを聞いていただきましたが、この上なく満足な朝ごはんになりました。
ごちそうさまでした!

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