もともとこの日はデザートをいただきに伺いましたので、そちらもいただいて帰ります。
こちらはあっさりすぎるほどすぐに登場。
浮島(1240円)。
毎年ライブデザートの新作として、モンブランをアレンジしたものを出されるのが恒例になっているのですよね。
洋梨、柚子、に続き昨年は抹茶を使った「モンブラン・テ・ヴェール」でしたが、今年も基本は抹茶のようです。
定番の、YoroizukaのYをあしらったデザイン。
去年は抹茶だったアイスは、今回はほうじ茶になっています。
これがムースのようにふわっととても軽く。
そこに何もないかのようにスプーンがスッと落ちます。
クリーミーながらくっきりと線を描いているのは絞りたてマロンペーストならでは。
風味はこれといって和栗らしい主張がありませんが、甘さが強くないので食べやすいですし不思議と物足りなさはありません。
「浮島」の浮かぶ海は抹茶のソース。
苦み、渋み、甘みのバランスが良いです。
スプーンが止まりません。
組み立てるのに欠かせないカダイフ。
湿気に負けることなくパリパリ食感を保っていて、手抜き感のない心地よい香ばしさも感じられます。
カットしづらいので食べ方がちょっと難しいですけど。
砕いて崩してクリームやソースと絡めていただくといいかとも思いますけど、ちょっと上品じゃないのですよね(笑)。
ベースのメレンゲ、その上にマロンペースト(恐らく外側のものと同じ)、クリームシャンティ、小豆、それを包む抹茶の生地。
名前こそ変わりましたが、基本的に去年と同じ構成。
別メニューとしてある「浮島」という抹茶のデザートをマロンペーストを乗せてモンブラン仕立てにしたものですね。
抹茶生地の風味、しっとりした口当たりがとても良いです。
小豆は皮がぷくぷく食感を残した煮加減でこれもまた素朴でよし。
生クリームは無糖?なのか甘さ控えめですが、乳脂感たっぷりでこってり。
全体をまろやかにまとめ上げます。
エッグベネディクトの印象がイマイチだった上に、名前だけ変えて去年とほぼ同じ構成、と食べ始めのイメージはかなり悪かったのですけど、食べ始めるとあっという間(笑)。
めちゃめちゃ美味しかったです。
もともとヨロイヅカさんのケーキは好みに合うのですよね。
それを再認識できました。
エッグベネディクトだけにしなくてよかったです。