11月8日(土)、この日も例によって築地へ。
2時半過ぎ頃に寿司大に到着すると前から5番目。
先頭は寿司大や米花でよくお会いするLさんでしたし、僕の次の次に昌さんがいらっしゃったので楽しくおしゃべりしながら待つことが出来ましたよ♪
みなさんにご挨拶しながら席に着きます。
並んで待ってお店に入って笑顔で挨拶、この流れもたまらなく楽しいです。
さあ始まりです。
最初の一品は何にしようかと考えていると、お隣の昌さんが魅力的な注文をされています。
自分も同じものを!とお願いすると、
「ひとつしかないから、半分ずつね!」
とAさん。
・・・!
昌さん!ごめんなさい!(苦笑)
ホッキの炙り。
ド素人の僕の頭をよぎりもしないメニューです。
炙った表面に塩、この組み合わせがまず鉄板です。
で、そこから噛むほどに貝の甘み甘み、甘み!
サッと炙ってあるので火が通っているのは表面だけで、生っぽくちゅるりとした食感が残っています。
でも生のホッキとは全く違う食感ですね。
うん、とても面白いです。
昌さん、ごめんなさいとありがとうございました(笑)。
アラ汁。
キンメの身と骨がたっぷり。
むしゃむしゃいただきます。
皮目もちゅるちゅる、贅沢です。
ネギトロ。
つまみでお願いしてみました。
大葉の上に白髪ねぎ、そしてたくあんの千切りを添えて出てきました。
予想外に手のかかりそうな一品でした。
「お好みで海苔も使ってね!」と出してくださいました。
あ、もうそれ絶対美味しい(笑)。
というわけで巻き巻き。
すっきりとしたマグロの味、脂は軽くスッと。
たくあんの甘みや胡麻の香り、白髪ねぎもしゃきしゃき風味漂います。
マグロの違いでまた違った印象になりそうですし、これは楽しいですね。
また頼みたくなりそうです。
玉子焼き。
端っこをいただけました。
ツイてます。
この日は寿司大のマグロネタを堪能しようと決めて来たので、ここから握りでとんとん注文していきます。
カマトロ。
ちょっと筋が残りましたけど、脂のとろけ方は生クリームのようにゆるくなめらか。
消えます。
中トロ。
こちらは少し咀嚼する余裕をもって味わえます。
後味を残して消えます。
漬け。
赤身を注文すると「漬けとどっちにする?」と選ばせてもらえたので、漬けで。
大の場合、注文を受けてから漬けると聞いたことがありますが、ネットリした舌触りでマグロのミネラル溢れる味が引き出されている印象。
赤身。
やっぱり漬けでない方も食べたくなってしまいました(笑)。
ちょっと舌触りがザラッとしていますが、ほんの一瞬だけでとろりと融けていきます。
ほんの短時間漬け込んだだけでこれほど印象が変わるとは、「漬け」って簡単な作業に見えてとても難しい調理ですね。
鯖。
先日いただいて以来忘れられなかった青森県産の鯖。
産地が違う日もあるようですが、この日も青森県産にありつけました。
皮目も肉厚でほのかに弾力。
ふわっと膨らんだ後、脆くばらけていくような脂の乗った身。
先日の方が、隅々まで余すことなく張り巡らされたように、脂乗りの「質」がよかったように思いますが、このあたりは好みの問題もありますね。
それはさておいても、素晴らしい鯖でした。
というわけでここまでで終了。
見事に目的を果たすことができて大満足の「朝ごはんの始まり」になりました。
昌さん、Lさん、この日はどうもありがとうございました!
またよろしくお願いします。