荻窪から阿佐ヶ谷を通過して高円寺へ。
この日目指して来たお店に伺います。
あげもんや。
2014年惜しまれながら閉店した築地の洋食の老舗豊ちゃん(旧店舗は同じ店名で経営者、スタッフ総入れ替えで再開)。
そちらで揚げ物を担当していた方が新しく開いたお店です。
旧豊ちゃんの大ファンでこちらのお店のオープンを心待ちにしていたソウさんのブログで満を持して紹介されたので、早速追っかけしてみました。
開店5分過ぎくらいで到着しましたが先客はなし。
築地で絶大な人気を誇ったお店出身の方ですし、並んでいるのではないかと不安でしたがまだそこまで知られていないのかもしれません。
カウンターに座ろうとしたら「テーブルもいいですよ」と声をかけていただいたので、テーブルに。
注文を予定通りにササッと済ませます。
お祝いの隣にダーツの矢。
ご主人の趣味でしょうか。
まずはポテトサラダ(100円)。
豊ちゃん時代からの人気商品ですが、僕はいただくのは初めて(苦笑)。
ジャガイモ、人参、コーン、玉ねぎ。
さらに紫玉ねぎに見えたものはリンゴのスライス。
実家のポテトサラダの定番具材だったので、個人的に嬉しかったです。
しばらくしてお新香。
これは既製品かな。
タイミング的にカツ丼が出てくる合図のようなので期待が高まります。
味噌汁。
具材はわかめと長ネギだけでちょっと寂しく。
でもこれが出たということは・・・、
ソワソワしながら机の上をチェック。
手前から青紫蘇ドレッシングと胡麻ドレ。
お箸と一緒に木さじも用意してあるのは、カレー用か丼の最後用か。
あ、ありました(笑)。
で、
カツ丼(1000円)。
ご飯少な目でお願いしたのでちょっと不格好でごめんなさい。
正しい姿はソウさんの写真をご覧ください。
たっぷりの三つ葉は健在。
卵とじの火の通り具合は、ほぼ生~8割がた火の通った半熟まで幅があります。
ちょっと濃いめの出汁といい、思い出します。
ソウさんもコメントされていますが、ラード的な野趣がちょっと抑えられた印象。
出汁の味が勝つようになっているかもしれません。
豚肉の味がはっきり感じられるようになりました。
狙ってやっているのかどうかは分かりませんが、豊ちゃん時代を100%再現しているわけではないのかな。
でもやっぱり心にガツンと響くカツ丼でした。
人気店になるのは時間の問題でしょうから、今のうちがチャンスかもしれません。
この日ご主人が味を見ながら調整していたカレーも気になりますし、早めに再訪したいなあ。