この日は午後にイベントが控えていたので、それまでサササッとパン屋さん巡りへ。
歩きたい気持ちは山々でしたが、時間がないので泣く泣く電車で移動(笑)。
ユヌクレ。
目立った看板はなく見回したところこれしか店名は書かれていないので、正面に来ないとお店は見えません。
ガラス張りなので、正面に来ればよく中が見えますけどね。
とても明るいカフェ、朝から満席でしたよ。
土日はコーヒー専門店とコラボして、コーヒーを提供してもらっているようです。
パンもしっかり定番ものから個性のあるものまで豊富に並んでいます。
ちょっとカフェとパンと、どちらの比重が大きいのか判断が付かない感じ。
クロワッサン(190円)。
しっかり焼きで軽めなクロワッサン。
舌に触れた感じはパサッとして感じられますが、焼きこまれたバターが確かに生地に収まっているのが分かります。
底面はザクザク。
カンパーニュ(1/4)(240円)。
クラストは厚め。
クラムはもっちり豊潤に水分を保った弾力で、ちょっと酸味のある生地です。
苺とクリームチーズのマフィン(270円)。
可愛らしい見た目ですね。
素朴な生地の卵の甘み、誘惑的なバターの香り、弾けて抜けていく苺の甘酸っぱさ。
ちょっと酸味を漂わせた後急角度でマイルド方面へ移り変わるクリームチーズもいいお仕事。
見た目だけに力点を置いたわけではない、確かな構成のマフィンです。
トロペジェンヌ(250円)。
オススメっぽかったのでこちらも購入。
ブリオッシュ生地でミルククリームと日替わり?のジャムをサンドした菓子パン。
この日は葡萄ジャム。
甘く濃厚なミルククリームに、口どけよいブリオッシュのバターの味わいも重なって。
想像の範囲内、とも言えそうですがストレートに美味しいです。
黒糖くるみのスコーン(210円)。
「黒糖とくるみ」ではなく「黒糖くるみ」のスコーンだったと思います。
黒糖がけされたくるみを使っているみたいですね。
黒糖くるみはド定番人気菓子ですから外しませんけど、スコーン単体で見てもほろっと粉っぽく崩れたところからクリーム状にとろけていく様が口の中で幸せです。
粉とバターと砂糖と、こうなると誰も止められないですね。
なぜだか、「黒豆おかき」を思い出したのですけど食材の組み合わせの妙でしょうか。
ちょっと未だに分かりません。
個人的にはもっとキュートなデニッシュが売りのお店だと思っていたのですけど、ひとつもなくて残念。
まだ出てないのかな?と判断しましたが、ネット情報を見ていると「あっという間に売り切れる」のだそうで、もしかしたら売り切れた後だったのかもしれません。
もっと早めに伺ってデニッシュを手に入れてみたいです。