12月31日(水)、30日で仕事納めでしたのでその夜のうちに横浜の実家に帰省してきました。
久しぶりに全員集まった家族で団らんする話もありましたが、体調不良でまさかの全滅。
仕方がないのでひとりで出かけます。
そんな感じでふわっとスタートしたので特に目的もなくふらふら散歩。
とりあえず洋光台に2014年7月オープンしたパン屋さんへ。
ブーランジェリー SOHA(ソア)。
箱根の人気店「麦師」で働いていた方が開いたそう。
今はなき伝説の名店「ブノワトン」の流れを汲むお店ということになるのかもしれません。
ひっそりとしたたたずまいの小さなお店。
クロワッサン(180円)。
心地よいザクザク感。
バターもほどよくじんわり。
優しいバターの香りは、個人的にはもう少し言い寄って来てくれてもいいかな、という感じ。
ブリオッシュ・シトロン(150円)。
店頭の看板に「ブリオッシュ生地始めました」とあったパンのひとつですね。
イメージするブリオッシュ生地よりは詰まってずしりとしています。
ブリオッシュとしての風味、レモンピールの苦み、酸味はそれぞれ控えめですが、やさしく噛み合っています。
クリームパン(200円)。
平飼い卵仕様のカスタードクリームが売りのよう。
一般的な丸パンと白パンの間くらいのイメージのもっちんと弾力と歯切れの心地よい生地。
カスタードクリームは卵の主張はあまり感じませんが、食感は濃厚でバニラの風味豊か。
いい意味で粉っぽさの残った感じの生地、クリームの相性がいいですね。
「平飼い卵使用」のクリームって、色白なことが多い気がします。
卵の風味も強かったり弱かったりそれぞれ。
結局作り手の腕によるところが大きかったりする食材なのかもしれません。
フィグ(250円)。
ギュッと詰まったドライイチジクの甘みが濃厚。
見た目通りハードですが、ギリギリ食べにくさを感じない程度です。
生地全体にイチジクの種がプチプチ広がっています。
全体に生地の出来の良さが光っていました。
どれも美味しいだろう、という安心感がありました。
パンの種類が少なかったのは時間的な問題か、大みそかという事情もあったかもしれません。
また伺って色んなパンをいただいてみたいです。