エリオット・アベニューでお昼時までゆっくりしてしまったのでランチも近場で済ませようかと思いましたが、行っておきたいお店があったので思い切って移動することに。
2014年五反田にオープンしたビストロ メランジェです。
年始は1日から4日まで営業されて5日から12日までお休みに入っています。
店内はほぼ満席の賑わい!
オーナーのKさんが去年まで働かれていたminobiもお正月営業されていましたが、去年までは「暇だった」というお話を伺っていたのでちょっとびっくりするほどの大盛況ですよ。
カウンターにお席をいただいて、
「おまかせでいい?」
お願いします―!
まずはぶどうジュース。
カウンターにはminobi時代からの超常連のお兄さんやKさんのお師匠様がいらっしゃって、Kさんは緊張しつつも楽しそう。
パンはパンオフゥの食パン、フィユテ(デニッシュ食パン)、代官山ファミーユのバゲット。
年末年始はいつも使っているパンオフゥをはじめ、周辺に開いているパン屋さんがなかったそうでパンの確保に苦労されたようです。
10種の野菜のテリーヌ 柑橘を効かせたヴィネガー。
比較的しっかりめの食感の野菜はそれぞれ特徴のある甘みがあります。
最近スペシャリテで出すようになったというクレープ。
アボカドのソースを添えてあります。
結構ボリュームあります。
ふんわりもっちり、そして舌触りのいいクレープの中にエビマヨと数種のお野菜。
スタートからお野菜をたっぷりいただけるのが嬉しいところ。
「自分の家」のようにくつろげる空間を目指して家庭的な料理を意識している、といったコンセプトだったと思いますが、野菜を食べられる外食って気楽に伺えますよね。
「焼いた肉と煮込んだ肉、どっちがいい?」
んー・・・煮込んだ方で!
ということで出していただいたのが、
牛ホホ肉の赤ワイン煮。
お皿の右にちょこっと見えていますが、お箸でいただきますよ。
付け合わせはボイルでしょうか。
色鮮やかですね。
意外に塩気がしっかり。
お肉は牛のホホ肉。
これが想像以上にいとも簡単にお箸でほぐせます。
「ほぐす」というよりもはや「ほぐれてしまう」という感じ。
キャベツの千切りに近いと言っても過言ではないくらいで、箸で持ち上げるのに苦労すらします。
巧みに箸を入れる様子を写真に収めようとしましたが、店員さんに注目されて動揺したのか全くピントが合わず・・・(笑)。
まだまだ修行が足りません。
デザートは盛り合わせていただいちゃいました。
左から洋梨のタルト、フォンダンショコラ、ル・レクチェとさちのかだったかな?
そして一番右はバニラとピスタチオのジェラート。
焼き込みが軽めのタルト。
サックリ軽い食感。
味わいもいい意味での軽さがあって食べやすいです。
奥に見えるフォンダンショコラは温めずに出されましたが、みっちりどっしり濃厚。
自家製と思われるアイスも、風味こそ突出した何かはないものの、提供温度がよかったのかスーッとスプーンが通過する絶好のタイミングでいただくことができましたよ。
食後にはコーヒーを。
僕が食べ終わる頃にいらっしゃった常連さんとKさんとの会話に少し混ぜていただいて楽しい時間を過ごしましたよ。
ふふふ、全然分からないですけどまたどこかでお会いしそうな気もしますね(笑)。
またよろしくお願いします。
ごちそうさまでした。
2015年、早速幸先いいです!