lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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築地の「寿司大」でお好み⑱。

1月10日(土)、待ちに待った年内最初の開市日の土曜日。
今回はそれに加えて3連休初日、そして今日本一とも言われる視聴率タレント様のゴールデンタイムの冠番組で築地が取り上げられた最初の週末という事情も加わって大大混雑は避けられないだろうなあ。
 
とは言っても迷わず行くのですけどね。
 
とりあえず1時半に寿司大へ。
無事に先頭でお店に入ることができました。
今までで3番目に「リタイア」が頭をよぎる待ち時間でしたけどね(苦笑)。
 

僕が行くと大概いらっしゃる昌さんがこの日もいらっしゃって(笑)お隣の席をいただくことができました。
昌さんのお話を伺っていると、勉強になるだけでなくお寿司が爆発的に魅力を増すのですよね。
 

今までで3番目に美味しく感じたお茶。
冷え切った身体を落ち着けて、臨戦態勢へ。 
 

一品目に頼んだ焼き物がしばらく経っても出て来ず、訳あってもう少しかかりそうとのことだったので、別のつまみを注文。
 

が、そちらのつまみも少し時間がかかるようで結局玉子が最初に出て来ちゃいました(笑)。
まあ焦らず落ち着いていただきましょう。
 

春子鯛。
小さくっても鯛は鯛、炙った皮目の香ばしさは魚料理のど真ん中を行く食欲街道まっしぐらの魅力。
もっちり肉厚の身はうっすらピンクの優しい白。
正面のケース内の海老とのコラボレーションで、とてもめで鯛感じに。
 
他にワサビ、ポン酢も出していただいています。
 

続いてようやく登場のゲソ焼き。
前回訪問時、希望人数分残っていなかったのでお譲りして後悔していた一品。 
 

吸盤がポロポロ零れ落ちるほどカリカリに焼かれた部分と、やわらかさの残った部分と。
醤油の香ばしさと七味でパンチのある味です。 
 

アラ汁。
お店で使う色々な魚のアラが入っているのですが、アラの一部とは思えないブリの脂乗った綺麗な部位の切り身が入っていました。 
 
たまたまラッキーかとも思いましたが、お隣の昌さんも同様だったようで「いつもと違う」と仰っていたので特別仕様だったのかもしれません。
とりあえず嬉しかったです。
 
ではここから握っていただきます。
 

握っていただくと言いつつ、まずは白子を軍艦で。
 

何度食べても虜になります。
 
一瞬で消えてしまうような白子をシャリが受け止めて、滞空時間長く宙を舞うように幸せな時を堪能することができます。
 

鯖。
産地は失念、青森ではありませんでした。
 
ややいつもよりしっかり〆てある気がしますが、それでなくても身質が割としっかり。
とはいえ後出しで出てくる脂はなかなかです。
 

真鯛。 
こちらの真鯛がとても好きなのですよねえ。
「お腹の部分にしておくね」と切っていただきましたが、想像と真逆の強いグリッグリという食感。
 

薄い外見とは裏腹の力強さ。
味が濃いです。 
 

のどぐろ。
ガツンと脂乗りのいいネタというと他にトロやブリなどもあります。
が、その辺りは他の場内のお店でもいいのをいただけることを考えると、せっかく寿司大でいただくならのどぐろがおすすめな気がしますねえ。
 

内にピンクを秘めた・・・いや秘められていないですか(笑)。
 
ひとたび口に入ると、出会ったことのない衝撃的な脂。
「魚の甘さってこれです!」と訴えかけてきます。
 
何度いただいても、今日ののどぐろは特別よかった、と大満足で振り返ることのできる美味しさです。
 

いつもいつもお裾分けをいただいてばかりで申し訳ないのですけど、この日も昌さんが〆の巻物を分けてくださいました・・・ありがとうございます! 
 
鯵巻き、「ガリはやめました!」とYくん。
胡麻、大葉と鯵、ねっとり舌に絡む美味さです。
ガリが入ったら悪くなるのかはちょっと分かりませんでしたが、とても美味しかったです。
巻物にすると酢飯ってまた一段と驚くほどに輝きを増しますね。
 
この日は以上で終了。
また新年もお世話になります!
 
昌さん、この日も毎度ながらありがとうございました。
しばらく落ち着かない土曜日が続きそうですが、またご一緒させていただけるのを楽しみにしています。

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