ここのところ揚げ物気分が高まっていたのですが、前日「アジフライ」が話題に挙がったのでこの日はアジフライ行脚をすることに。
2軒だけですけどね、お付き合いください。
というわけでやってきたのはにっぽん漁港食堂。
築地場外に昨年秋リニューアルオープンした食堂で、日曜祝日も朝から営業しているのが嬉しいところです。
かつては「四天王」といわれる4つの名店があった築地のアジフライですが、今や2店が閉店(内1店は名前は継続)、1店は揚げ物を休止中。
実質残っているのは八千代さんだけという状況なのですよね。
そこへこちらのお店が「こだわりのアジフライ」と銘打って参戦していらっしゃったのですよね。
まだ試行錯誤が続いて少しずつ変更点があるよう。
昨年末にお邪魔して以来ですが、どうなっているか楽しみです。
ポテトサラダ(500円)。
前回アジフライに添えられていて好みだったポテサラを単品で注文。
でも、先日のとは違いそうですねえ。
ツナは入っていませんでしたし、自家製っぽさが感じられないというか・・・うーん。
アジフライ(700円)。
価格設定を下げてありましたが、サイズがかなり小さめになっている印象。
話題性よりも食べやすさにシフトしたということかもしれません。
大きさのおかげか、驚くほどスピーディーに出てきました。
前回は酢醤油で食べるのをおすすめされましたが、今回は酢醤油をかけた状態で提供されました。
これは賛否ありそう。
鯵はかなり身の薄いもの。
大きければいいというものでもありませんが、これを揚げて酢醤油をかけてしまったら鯵の良さはあまり分からないなあ。
前回気になった下味の強さはほどよくなっていました。
付け合わせはレンコンの酢漬け。
さっぱりしたものですが、厚切りでゴロゴロ。
ボリュームあります。
悪いアジフライではありませんでしたが、築地のアジフライらしさは感じられませんでしたね。
と、ここまでだと不完全燃焼で帰るところでしたが、もう一品壁メニューから注文してあったのです。
金華鯖の〆鯖(1500円)。
南三陸で獲れる脂乗り抜群のブランド鯖を使った〆鯖です。
厚切りでギラつく皮目が際立ちます。
しっかり〆てありますが、そこはブランド鯖の名に恥じないとてつもない脂乗り。
昨年衝撃を受けた河岸頭の〆鯖を思い出すような口どけです。
後味は酢〆めですっきりしたタイプ。
厚切りでもっちりした食感も食べ応えがあって満足感が大きいです。
これは注文しておいてよかったなあ。
この鯖で塩焼きとかも食べてみたいですね。
鯖の分でちょっと高く付きましたが、美味しさに満足してお店を出ます。
でもアジフライ欲はまだまだ!
次へ向かいます!