米花を出た後、一仕事してから高はしの前へ。
いつものみなさんに混ぜていただいて開店を待ちます。
お隣の米花さんは前週、前々週に比べると随分行列が落ち着きましたね。
ひどく迷惑をかけるほどには列が伸びなくなりましたので、安心して並んでいられましたよ(笑)。
色々あってスペシャルメニューを出していただけることになっていたのですよね。
加えて、リーダーのお株を奪う展開に。
そちらは慎んでお返ししますけど(笑)。
マグロとブリの塩焼きをいただけることになりましたが、
「部位はどうする?焼き加減は?胡椒は振る?」
と、常連のみなさんから「ステーキハウス?」とツッコミを受けたり(笑)。
マグロ(中トロ)、ブリ(腹)。
焼き加減はレアで、胡椒も有りです。
少しレモンもデフォルトで絞ってあるような。
サイズは半分ずつでお願いしています。
こちらはマグロ。
油津のメバチだったかと思います。
一般的に言えばミディアムレアくらいかもしれませんが、高はしの普段の焼物を考えるとレアですね。
旨みよりもマグロの香りが来る感じ。
胡椒やレモンと合わさってさわやかでパンチのある仕上がりですね。
こちらはブリ。
小さなカットの中に脂量のグラデーション、かなり変化がありますよ。
比較的脂の少ない辺りはやはり酸味が立ちますね。
脂の多い腹の先の方は、融けます。
魚の脂は刺身で食べると「甘みと旨み」を強く感じますが、焼くと「酸味と旨み」にシフトしますね。
脂が落ちるからか、加熱して変質するのか。
「混ぜて食べると美味しいよ!」
熱々の身と一緒に食べると甘くなりますね。
日本料理において食材はまず「造り」で使えるかを考え、使えないときに「蒸し」「焼き」「揚げ」「煮」の順位で考えていくという話を聞いたことがある気がしますが、そういう意味で背徳感のある一皿でした。
3代目!ありがとうございました!
またよろしくお願いします(笑)。
ソウさんも連絡係ありがとうございましたー(^^)♪♪